米国ナイキで開発中のコンセプトモデル、スマートスニーカーの『The Shift Sneaker』が公開されている。スマホで配色を自由に変えられるというもので、カラーやデザインをその日の気分や服装に合わせて、自由自在に変更可能。一足買ってしまえば、あらゆるシーンに利用できるという優れものだ。
スニーカーの素材は伝導性と反応性のある化学繊維を織り込んだハイテクアパレル素材を利用している。スニーカーに流れる電気信号を受けて温度によってカラーを変更、色のパターンを記憶する。ボディー全体の配色、ソール、ナイキマークまでスマホアプリから操作。
またデザインをアップロード、ダウンロードできるプラットフォーム“design packs”を用意。デザインするためのオープンソースのアプリケーションプラットフォームから、自分のつくったデザインを世界中のユーザーに届けられる。
開発できるのはデザインだけじゃない。その日の服装に合わせて、自動でスニーカーの配色が決まるアプリや、ランナー用にはチームのメンバーがわかるよう配色を設計したり、カップルは完全に自分たちだけのユニークなデザインを楽しむことも可能。夜でも安全に暗闇でも光るようにすることもできる。イベント会場では、一斉に同じ配色になるような仕掛けを施すすなど、使い方はユーザー次第で広がりそうだ。
余談となるが、一方そのころ日本では3D上の縞パンツの色が自由に選べるジェネレーターが開発されていた。
■関連サイト
The Shift Sneaker
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