台湾で開催中のCOMPUTEXにて台湾メーカーのBungBungameは、AMDのAシリーズをAPUに採用したWindowsタブレット『Photon2』を展示していました。
↑10.1インチ(1920×1200ドット)のディスプレーを搭載した『Photon2』。 |
『Photon2』は、すでに昨年発表されており、各種IT系イベントでも何度か展示されているWindowsタブレットです。さらに日本への投入もアナウンスされていることと、Windowsタブレットとしては珍しいAMDのAPUを採用しているということもあり、注目されている製品です。
↑背面には大きなAMDのロゴ。 |
ですが、当初昨年末発売だった予定が何度か延期され、現在でも未発売のまま。そこでブースの説明員に確認したところ、来月発売との答えが返ってきました。また日本での発売についても、「日本オフィスを銀座に作って進行中!」とのことです。
実際展示されている製品には技適マークもあり、日本での発売も準備完了といった様子です。
↑本体前面のシールで技適マークを確認。 |
↑インテル製のWindowsタブレットと遜色ない厚さ。 |
本体サイズは約264(W)×10.6(D)×182.2(H)mmで、重さは約580g。APUは『A-10 Micro-6700T』と『A-10 Micro-6500T』の2モデルが用意されています。
また、製品には1024段階の圧力検知できるスタイラスペンも付属。さらに専用のカバー付きキーボードも同梱されているので、クラムシェルタイプのノートPCとしても活用できます。
↑ペン先が細いタイプのスタイラスペンが付属。 |
↑キーボードを装着した状態の製品も展示していました。 |
本体ストレージは64GBですが、microSDスロットも装備しており、SDXC規格に対応しているので、最大128GBのmicroSDが利用可能。サイズの大きなデータを取り扱う機会があるユーザーも安心です。
↑展示機でAPUを確認したら『A-10 Micro-6500T』モデルでした。 |
説明員によると「インテル製よりもグラフィック面で高性能」というのがAMD製のAPUを採用した理由とのこと。日本での発売が決定したらベンチマークテストで性能をチェックしたいところですね!
Photon2 SPEC
APU:A-10 Micro-6700T/A-10 Micro-6500T
ディスプレー:10.1インチ(1920×1200ドット)
メモリー:4GB
ストレージ:64GB(eMMC)
無線LAN:802.11a/b/g/n/ac/MIMO
カメラ:200万画素(フロント)/200万画素(メイン)
バッテリー:4800mAh
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