日本マイクロソフトでは、メディア向けに新タブレット『Surface 3』体験会を開催。そこで、先日の発表会以降、一般からの質問の多かった質問に対する回答と、詳細を補足しました。主な質問を紹介します。
日本ではLTE版のみ、6月19日発売予定。予想実売価格は8万8344円。 |
Q SIMロックフリーなの?
A はい。ユーザーがSIMを入れ替えて利用可能です。
SIMロックフリーのため、基本的には、どのMVNOのSIMカードでも挿し込んで利用可能です。ハードウェア面ではグローバルモデルと共通なので、海外を訪れた際も、対応周波数が合っていればローミングや現地のSIMを挿して利用できます。
4G LTE | 3G | |
国内対応周波数 | Band 1(2GHz) | Band 1(2GHz) |
海外対応周波数 |
| Band 1(2GHz) |
Q ワイモバイル以外の回線を使うと違法なの?
A 違法ではありません。
SIMを入れ替えて使うことに関しては、技術的にも法律的にも妨げるものは何もないので、自由に使っていただいて構わないとのことでした。ただし、日本マイクロソフトは、ワイモバイル(ソフトバンクモバイル)以外のSIMでは確認していないといった姿勢です。
そもそも、技術的には可能でも、NTTドコモが使用するバンドは1と3のみ対応し、19が非対応なこと、KDDIのバンドは1のみ対応で18が非対応であるため、快適な通信かどうかは保証できないようです。また、旧イー・モバイルのSIMは利用できません。
Q LTE版とあるけど、WiFiはつかえるの?
A もちろん使えます。
「LTE版のみ発売で、WiFi版は発売されない」といった報道から、“WiFiは使えないの!?”といった質問が増えたようですが、LTE版も無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)を搭載しているため、利用が可能です。技適はすでに取得済みで、総務省からは6~7月に正式に公表される予定です。
Q ワイモバイルのネットワークに最適化されている、とはどんな意味があるの?
A 最初から協力して改善・改良を進めてきたという意味です。
技術的なテストが可能になった段階から、ソフトバンクのラボなどでテストをしてきました。そのなかで指摘された点などを製品に取り込んで改善・改良していることから、“最適化されている”と紹介させていただいたもの。試験の具体的な説明は非公開、とのことです。
新Surface 3は10.8インチ液晶(1920×1280ドット)を採用し、CPUはAtom x7(開発コードネーム:Cherry Trail)を採用。OSはWindows RTではなく、64bit版のWindows 8.1がインストールされており、Windows 10へと無償でアップデート可能です。日本では6月19日から、4G LTE版のみ実売価格8万8344円で販売される予定です。
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Surface 3
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