Surface 3対抗！LTE対応Windowsタブレットまとめ

2015年05月19日 19時30分更新

ワイモバイルから販売されることが決まった、マイクロソフトのLTE版Surface 3。LTE通信ができるWindowsタブレットはすでにほかのメーカー何製品か出ているので、対抗機になりそう10インチクラスのSIMフリー製品をまとめてみました。なお、対応バンドや周波数などは極力メーカーサイトの表記に合わせて記載しております。

TransBook T100TAL

　ASUSの10.1インチタブレット（1366×768ドット）。CPUはAtom Z3735でメモリーは2GB、ストレージは32GB eMMCを採用。ウェブ閲覧やメールなどをするぶんには十分な性能で、5万円台と低価格なモデルです。本体重量は580gで、付属のキーボードドックを含めると約1.1kg。OSはWindows 8.1 with Bing（32bit）。

　通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/、Bluetooth4.0、4G LTE、3G。対応バンドは4G LTEが2100（1）、1500（11）、800（18）、800（19）、1500（21）で、3Gは2100（1）、850（5）、800（6）、800（19）。マイクロSIMスロットを備えるSIMフリー製品です。

Venue 11 Pro 7000

　デルの10.8インチタブレット（1920×1080ドット）。直販モデルの最小構成ではCPUにCore M-5Y10cを採用し、QSVを利用した高速動画エンコードなどもできるモデル。メモリーは4GB、128GB SSDを搭載。OSはWindows 8.1（64bit）。価格は9万3980円（直販の最安モデル）～。LTE搭載モデルの重量は757.3gと重めですが、フルサイズUSB3.0ポートを備えるなど、使い勝手は高い製品です。

　無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac（2×2）で高速。もちろんBluetooth4.0も備えます。WANはLTEとHSPDA＋に対応。対応LTEバンドは4G LTEが1～5、7、8、13、17、18、19、20となる。マイクロSIMスロットのSIMフリー製品です。

Venue 10 Pro 5000

　デルの10.1インチタブレット（1920×1200ドット）。こちらは11 Pro 7000から一転、CPUにAtom Z3735Fを採用する低価格モデルです。メモリー2GB、64GB SSDを採用しするLTE対応の直販モデルは5万6980円。重量は656.9 g。

　無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/に落ちますが、Bluetooth4.0もLTEも使えます。Office 2013とキーボードが付属し、お買い得度が高いです。

YOGA Tablet 2-1051L

　レノボの10インチタブレット（1920×1200ドット）。CPUはAtom Z3745、メモリー2GB、32GB eMMCを搭載し、重量は約639g。Office Home＆Business 2013が付属しがらも、現在は5万円台半ばで販売しているお店が多いお買い得モデルです。背面にはスタンドを備え、別途スタンド要らずで運用できるのもポイント。Bluetooth接続のキーボードカバーも付属します。

　通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/、Bluetooth4.0、LTE、3G。対応バンドはFDD-LTEが1、3、5、8、19。W-CDMAは1、2、4、5、8。GSMが850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz。マイクロSIMスロットを採用するSIMフリー製品です。

　ちなみに毛色は少々違いますが、IIJmioのSIMとセットになりますがイオンモバイルで販売しているマウスコンピューター製タブレット『AT-Z37LTE10』という選択肢もあります。

　価格は端末代金（月額2903円の24回払い）とIIJmioのイオンオリジナルプラン（月額972円で24ヵ月間支払い、毎月4GBまでLTE通信可能）を合わせて、2年間月額3866円で運用できます。初回は別途SIMカード代金3240円がかかりますが、キーボードとOffice Home＆Business 2013が付属するのがうれしいところ。

　また、法人向けならドコモLTEが使える機種は、東芝やシャープ、日本HP、レノボ、NEC、富士通、パナソニックと数多くのラインアップがあります。docomo Business Onlineでまとまっているのでそちらをご参考に。