この連載では、ここ最近話題になっているもしくは話題になった格安SIMのAPN設定や実測速度を紹介していきます。
今回は、ファーウェイ製のデュアルカメラ搭載機『honor6 Plus』やインテルのAtomやメモリー4GBで注目されるエイスースの『ZenFone 2』の取り扱いを開始したことでも注目されている楽天の格安SIM『楽天モバイル』の再計測と初期設定をXperia Z3 Compactでチェックしていきます。
コース名 | ベーシック | 3.1GBパック | 5GBパック | 10GBパック | |
通信容量 | 無制限 (最大通信速度200Kbps) | 3.1GB/月 | 5GB/月 | 10GB/月 | |
月額料金 | 通信のみ | 567円 | 972円 | 1566円 | 2441円 |
SMS対応 | +130円 | ||||
音声対応 | +756円 | ||||
最大通信速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
●“楽天モバイル”の実測速度を確認
※計測の端末はXperia Z3 Compact SO-02Gを、計測アプリは『RBB TODAY SPEED TEST』を利用。東京・飯田橋駅付近で計測しました。
5月24日(日) 12時20前後 | 5月24日(日) 2250時前後 | 5月25日(月) 12時50分前後 | 5月25日(月) 22時前後 | |
下り | 1.96Mbps | 2.78Mbps | 1.24Mbps | 2.58Mbps |
上り | 1.55Mbps | 0.65Mbps | 3.58Mbps | 6.23Mbps |
3月15日(日) 12時前後 | 3月15日(日) 22時前後 | 3月16日(月) 12時20分前後 | 2月16日(月) 22時30分前後 | |
下り | 17.07Mbps | 10.93Mbps | 20.45Mbps | 16.84Mbps |
上り | 8.23Mbps | 13.44Mbps | 18.71Mbps | 8.03Mbps |
平日、土日の昼ごろと夜の回線が込み合うピークタイムで計測。残念ながら速度の低下が体感できるレベルでした。深夜帯など、時間をずらして計測してもあまり変わりませんでした。ただ、速度が低下するほどユーザーが増えていると考えられるので、今後の通信設備の強化に期待ですね。
●iPhoneで“楽天モバイル”を使えるようにする手順
“楽天モバイル 構成プロファイル”とSafariで検索して、楽天ブロードバンドの会員サポートから構成プロファイルをダウンロード。
インストールすれば準備完了。
モバイルデータ通信とLTE回線を使用の項目にチェックしてしばらく待つと、LTEで通信できるようになります。
●Androidで“楽天モバイル”を使う手順
APN | vdm.jp |
ユーザー名 | rakuten@vdm |
パスワード | vrkt |
認証タイプ | CHAPまたはPAP |
“設定”を開いて“その他のネットワーク”から“モバイルネットワーク”をタップ。
次に“アクセスポイント”をタップして、右上の“+”からAPNの新規作成画面を表示。
名前を会社名や契約したプラン名など判別のつく内容にして、APNには“vdm.jp”を入力。ユーザー名に“rakuten@vdm‟、パスワードに“vrkt”を入力します。
下のほうへスクロールすると現れる認証タイプから“PAPまたはCHAP”を選択。
モバイルデータ通信にチェックが入っているかを確認。また、ネットワークモードはLTEか3Gが含まれているものを選択(機種によっては3GがWCDMAになっていることもあります)。
※SIMロック解除の有無に関わらず、キャリアの端末で格安SIMや他キャリアのSIMカードを使うと、サポートが受けられなくなったり、端末に不具合が生じる危険性があります。編集部では責任を負いかねますので、すべて自己責任で作業してください。
※2015年5月29日0時30分追記 料金表の一部が間違っておりました、お詫びして訂正いたします。
●関連サイト
楽天モバイル
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