突然ですが!! まだ一般向けには発売されてないのにも関わらず、CMやテレビ、イベントなどですっかりおなじみのPepperくん。そんなPepperの開発ができるスペースが解放されているってご存知ですか?
それが『3331 Arts Chiyoda』のなかにある、『アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBank』です!! どーん!! 超大量のPepperくんがおわします!!
Pepperくんに囲まれました! |
秋葉原にあった学校の校舎を活用した『3331 Arts Chiyoda』にある『アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBank』。 |
PepperくんはCMやイベントで見せる自立型の動きに注目が集まっていますが、プログラマー目線から見ると、プログラミングでいろいろとイジイジできるロボットなんです。これは絶対にイジイジしてみたい! そこで、アルデバラン・アトリエ秋葉原におじゃまして、Pepperくんについていろいろと教えてもらってきました。対応してくださったのは、ソフトバンクロボティクス株式会社の楊茲雅さんです。丁寧に使い方を教えてくださいました。
Pepperくんをかたわらに置いて、プログラミングの基礎をチェック。 |
Pepperくんは、PythonやC++などのプログラミング言語で開発できるのですが、そのほかにも『Choregraphe』(コレグラフ)という専用の開発ソフトを使えば、ドラック・アンド・ドロップで、まるでボックスとボックスを組み合わせるようにプログラミングが組めてしまいます。これならプログラミングやってない人でも簡単にできちゃいますね。私も今回はこちらで開発したいと思います。
『Choregraphe』はアルデバランさんのサイトからダウンロードできます。
アルデバランさんがPepperくんの前に販売したNAOくんもいました!『Choregraphe』はもともとNAO用に開発されています。 |
「まずは、やっぱりしゃべらせたいよね!」ということで、左カラムにある“Say”をワークスペースにドラック&ドロップします。
左のカラムに基本動作などがあらかじめ用意されています。
ワークスペースのSayをダブルクリックすると、話すテキストを編集できます。今回は、「今回の自由研究では、ペッパーのお部屋に遊びに来ました!」なんて、しゃべらせてみたいと思います。
日本語のまま入力できます。漢字も問題なしですが、たまに読み方を間違うことも。そのときはひらがなで入力します。
次は動きです。最初からSDKに入っていた“Hello”という手を振る動きのセットをドラッグ&ドロップします。あとは、“Say”のボックスと“Hello”のボックスをつなぐと完成。なんと、これだけでPepperくんが話しながら動いてくれるようになります。
こうしてボックスをつなげていくだけ。ゲーム感覚でプログラミングできちゃいます。
「めっちゃ簡単に動く!」。今回はレクチャーを受けながらの作業でしたので、ちょっと時間がかかりましたが、慣れれば5分でできちゃいます! ちなみに、このHelloというモーションをクリックすると、キーフレームごとに動きをマッピングして実現しているんだなーってことがわかります。
時間軸に対して動きのフレームを当てはめます。Flashの作り方に似てるかな。
すっかりPepperくんのプログラミングにハマってしまいました。これはオリジナルの動きを開発しなくては!! というわけでPepperくんを使って、私は何を開発をするのでしょうか……? 次回をお楽しみに!!
Pepperくんと開発の約束をしました!! |
●アルデバラン・アトリエ秋葉原with SoftBankの予約サイト
●Pepper 開発者向け特設サイト
女優の池澤あやかさんは慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)卒の才媛で、プログラミングができる特技を生かして独自の立ち位置で大活躍中! 特に好きな言語であるRuby界では女神と呼ばれています。プログラミングの楽しさを紹介する初の単独著書、『アイディアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)が販売中。
■関連リンク
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