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インテリア好きには絶対オススメ 住宅デザインのウィキペディアが日本上陸:Houzz

2015年04月16日 19時00分更新

houzz

 海外で「住宅デザインのウィキペディア」と呼ばれているコミュニティサイトが日本上陸した。

『Houzz』(ハウズ)は住宅のリモデルやデザイン・設計のためのプラットフォーム。米国パロアルトの夫婦が始めたスタートアップで、家づくりを考えている人々と住宅のプロフェッショナルをつなぐコミュニティサイトだ。

 理想の家を実現するためのたくさんのアイデアや世界中のプロフェッショナルによる実施例が掲載されている。ブラウザーやアプリから、きれいなインテリア写真を閲覧・保存をしたり、自分の家にふさわしいデザイン・設計・施工のプロや、同じ経験をもつユーザーとつながる部分がポイントだ。

 利用はメールアドレスまたはFacebookアカウントでOK。日本版は4月9日にリリースされたばかりだが、開始時点で海外だけでなく国内のプロの写真や記事コンテンツが用意されており、力の入れようがわかる。

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ジャンルも細かく設定されており、好きなだけ見て探せる。

 利用はプロ向けにも開かれており、プロアカウントを作成すれば自ら手がけた過去事例などが掲載できる。ハウズ内のサイト作成の支援ツールも用意されており、魅力的な提案ができれば、新築やリノベーション、改装を真剣に検討しているユーザーに対して直接訴えかけられる。

 キッチン、バス、ベッドルーム、リビング、アウトドアなどの登録されているプロの事例写真だけでなく、特集記事コンテンツも一気に160本以上が公開されている。

日本でもとり入れられる、靴の意外な収納アイデア」や「Houzzツアー:居心地のよい巣(ネスト)のような日本のミニマリスト住宅」など日本向けの記事からチェックしてみるのもオススメだ。

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国内ではまだ未実装のようだが、海外ではインテリアに商品タグがついていて、そのまま購入も可能。

 サービスができたきっかけは、創業者のタタルコ夫妻が自宅をリモデルした際の経験から。雑誌を買いこみ、知り合いにプロを紹介してもらっただけでは、なかなか夢見たとおりの家にはならなかったという。もっとよい方法があるはずだとして、ハウズをつくることになったという。

 住宅・インテリア好きなら写真を眺めるだけでも楽しいはず(写真点数はすでに600万枚を超えている)。4月に引っ越したばかりの人やインテリアに興味がある人は、海外も含め、お気に入りの部屋を見つけて参考にしてみてはいかがか。

■関連サイト
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