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4インチモデルがiPhone 6cとして復活か?Apple噂まとめ(3/22〜3/28)

2015年03月29日 16時00分更新

 国内外の噂系サイトで3月22日から3月28日までに出回った内容をまとめました。先週の噂で気になったのは、一時は否定的な情報が流れていた4インチの液晶パネルを採用するiPhoneについて、生産をにおわせる情報が出てきたこと。(株)ジャパンディスプレイなどがパネル製造を請け負うようです。4インチモデルといえば、iPhone 5s、iPhone 5cが最後のモデルとなりますが、ラインアップへの復活を望むユーザーも多いので、事実ならうれしいですね。ただし噂によると、iPhone 5cと同様に樹脂製のボディーを採用し4〜6万円程度の本体価格になるそうなので、廉価版モデルの位置付けのようです。

 また、6月に開催予定のWWDCでは、新しいApple TVが発表されるほか、買収した米ビーツ社の技術をベースとした、新しい定額制の音楽ストリーミングサービスを発表するそうです。

3/23 iPadのサプライチェーンが苦境に?
EMSOneによると、バックライトを製造している台湾ラディエント社が、iPadの売上減速によって業績への先行きが不安視されているそうです。

3/23 次世代Apple TVは6月に登場か
EMSOneによると、次期Apple TVは6月に発表されるそうです。サプライヤーチェーンとしては、組み立てが台湾フォックスコン社、チップ製造が台湾TSMC社、コネクター製造が台湾フォックスリンク社、ネットワーク関連が台湾サイバータン社が候補に挙がっているそうです。

3/23 Apple Watchは月125万~150万台の出荷となり品薄は確定か
EMSOneによると、AppleはApple Watchの出荷目標を250~300万台から125万~150万台に半減させたそうです。また、Apple Watchの製造を請け負っている台湾クアンタコンピュータ社の製造能力は月30万台に留まるそうです。組み立てとパネルの生産に問題があるようです。

3/23 Apple A9/A10チップ製造に向けTSMCが大幅な設備投資
EMSOneによると、台湾TSMC社はApple A9/A10向けの半導体製造装置の調達を進めているそうです。具体的には、16nmのFinFETプロセスでの生産を、単月5万枚から2016年には9万7000枚に引き上げるそうです。

3/23 iOS 8.3では無料アプリの入手にもパスワードが必要に
9 to 5 Macによると、現在はパスワード入力なしでダウンロードが可能な無料アプリについて、パスワードの入力が必要となるような設定が可能になるそうです。また、従来は一度パスワードを入力すると約15分間はパスワードなしで利用可能でしたが、これもユーザーの設定で常にパスワードを入力させる設定に変えられるそうです。

3/24 中国では4月にApple Pay導入か
kapronasiaによると、Appleが中国チャイナ・ユニオンペイ社と連携して、4月からApple Payを中国で利用可能にするそうです。具体的には、4月15日に正式発表、4月28日にサービスが開始となるもようです。iPhone 6シリーズは中国で空前のヒットとなっているので、Apple Payの導入でモバイル決済にも拍車がかかりそうです。

3/24 OS X 10.10.3を開発者にリリース
気になる、記になる…」によると、AppleはOS X 10.10.3のベータ版を開発者とパブリックベータテスターに配布したそうです。ビルド番号は14D113cです。フォーカスエリアは、「写真」「iCloudフォトライブラリ」、Wi-Fi、画面共有となっているそうです。

3/24 バックライト搭載のApple純正キーボードが近日発売か
9 to 5 Macによると、チェコのオンラインのApple Storeにバックライトを搭載した「Apple Wireless Keyboard」が登場していたそうです。F5/F6キーにバックライトの調整機能が割り当てられています。すでに画像などは削除されていますが、そういう画像があるということは、Appleが準備している可能性は高いかもしれません。

3/24 封止・測定の台湾メーカーの業績が好調
EMSOneによると、台湾TSMC社がApple A9プロセッサーの大半の受注を獲得したことを受け、台湾ASE社に封止・測定(パッケージング・テスティング)を受注したそうです。なお、2016年に製造されると見られるApple A10チップの封止・測定には、台湾SPIL社が加わるそうです。

3/24 ペガトロンの営業収益が過去最高に
EMSOneによると、iPhoneの組み立てを請け負っている台湾ペガトロン社の営業収益(売上高)が過去最高になったそうです。前年比7.4%増の約4兆1500億円(1兆197億NTドル)、税引後純利益は同32.9%増の約719億3400万円(189億3000万NTドル)の増収増益とのこと。

3/24 発売直後から品薄に?Apple Watchの月産台数が半減か
Phone Arenaによると、Apple Watchの月産台数が当初の予定よりも半減するとのこと。具体的には、125~150万台程度になるそうです。この原因としては、韓国LGディスプレイ社が供給しているプラスチック有機EL(P-OLED)ディスプレーの歩留まりの悪さが挙げられています。また、組み立てを請け負っている台湾クアンタ・コンピュータ社での製造工程に不具合が発生しているとのこと。

3/24 Apple Payのステッカーは申し込むと送られてくる
9 to 5 Macによると、AppleはApple Pay向けのステッカーの配布を開始したそうです。このステッカーは、レジ用、入り口用の2種類が用意されており、4枚1セットだそうです。Appleのサイトから申し込むことが可能です。もちろん、Apple Payを取り扱っている必要がありますが。

3/25 将来のiPhoneにはズームレンズが搭載される
Phone Arenaによると、将来のiPhoneにはズームレンズと新たな補正機構が搭載されるそうです。Appleはこれらの機能を搭載するための特許を取得したとのこと。手ぶれ補正は現在のiPhone 6 Plusに搭載されているものよりも強力になるそうです。

3/25 Early 2015モデルのMacBook Airは60Hzの4K出力が可能に
Ars Technicaによると、MacBook Air(Early 2015)モデルは60Hzの4K出力に対応しているそうです。なお、Appleのサポートページでは30Hz対応と記載されています。ただし、60Hzで4K出力すると操作によってはフレームレートが落ちることから、実用的ではないようです。

3/25 TSMCがApple A9チップの8割を受注か
EMSOneによると、台湾TSMC社がApple A9チップの8割の製造を請け負うそうです。一時は韓国サムスン電子社が優位に立っていたようですが、巻き返したみたいですね。

3/26 Appleが中国でiPhoneの下取りプログラムをスタート
ブルームバーグによると、Appleは台湾フォックスコンと提携し、中国でiPhoneの下取りプログラムを実施するそうです。下取りしたiPhoneは、整備されたあとにTaobaoなどのオンラインストアで再販されるそうです。中古とはいえ安価なiPhoneが中国市場に出回ることで、iPhoneのシェアが拡大するかもしれませんね。

3/26 次期iPhoneは、6s、6s Plus、6cの3モデルに
DigiTimesによると、次期iPhoneのラインアップは6s、6s Plus、6cの3モデルとなるそうです。すべてのモデルに、低温ポリシリコン液晶が採用されるとのこと。6cと6s Plusの液晶は、(株)ジャパンディスプレイ、シャープ(株)、韓国LGディスプレイ社が、6s向けはシャープ以外の2社が供給するそうです。

3/26 Apple WatchのEDITIONモデルの試着時間は30分
MacRumorsによると、Apple Watchの最上級モデルのEDITIONは、30分の試着時間が設けられるようです。試着の予約も4月10日から開始されるそうです。それ以外のモデルの試着時間は15分になるそうです。

3/26 新しい定額制音楽ストリーミングサービスは6月に発表
The New York Timesによると、Appleは6月に開催されるWWDC 2015において、iOS 8.4と新しい「ミュージック」アプリや、同アプリと連携する音楽ストリーミングサービスなどを発表するそうです。ストリーミングサービスは定額制になるようで、買収した米ビーツ社のサービスをベースとし、人気の定額制ストリーミングサービスであるSpotifyのようなものになるそうです。

3/26 iPhone 6cは樹脂製のボディーを採用
DigiTimesによると、次期iPhoneの1つとして発売が予定されている4インチ液晶を搭載するiPhone 6cは、前モデルのiPhone 5cに引き続き樹脂製のボディーを採用するそうです。価格は約4万7000円~6万円(400~500ドル)程度になるとのこと。

3/26 サファイア基板メーカーは4月もフル稼働
EMSOneによると、台湾のサファイア基板を製造するメーカーは4月もフル稼働での生産となるそうです。もちろん、Apple Watch用です。

3/26 Apple向けのUSBコントローラーの供給業者が好調
EMSOneによると、USBコントローラーICを製造する台湾ジェネシス社の業績が好調とのこと。同社は、Appleのサプライチェーンに復帰したほか、ソニー(株)のPS4の中国での販売を前に受注規模が拡大したそうです。

3/26 Apple Watchのサプライヤーチェーンの利益が減少?
EMSOneによると、Apple Watchのシステムインパッケージ(SiP)モジュールの需要が、2015年は2000万~2500万枚、16年は4000万枚以下に留まるそうです。結構な数字だと思うのですが、市場では期待外れだそうです。SiPモジュール大手の台湾ASE社は、Apple Watch用SiPモジュールを受注しても、同社の業績には貢献しない程度の規模だそうです。

3/27 Apple Watchは歩幅を学習する機能を搭載
Apple Insiderによると、Apple Watchに搭載されている「ワークアウト」アプリは、歩幅を学習する機能があるそうです。Apple Watchを装着すれば、iPhoneを持たずにランニングやウォーキングをしても歩幅が記録されるとのこと。

3/27 ティム・クックCEOが全資産を寄付
ロイターによると、Appleのティム・クックCEOが全資産を寄付する考えを表明したそうです。純資産は143億円とみられていますが、同氏の10歳の甥の大学が進学する際の授業料を支払ったあとに約940億円を慈善団体に寄付するそうです。

3/27 Apple Payのステッカー画像が公開される
9 to 5 Macによると、AppleはApple Pay対応店舗を示すステッカーを配布しているそうです。その画像が公開されています。アップルマークに続いてPayのマークがデザインされたステッカーで、店舗の入り口などで見かける各種クレジットカードのステッカーと同様にはり付けられるようです。

3/27 4インチiPhoneが日本製液晶パネルで復活か
EMSOneによると、4インチのiPhoneが復活するそうです。組み立ては台湾ウィストロン社となり、液晶パネルは(株)ジャパンディスプレイ、シャープ(株)、韓国LGディスプレイ社が供給するそうです。このモデルは、iPhone 6cとなるそうです。調査会社DIGITIMES Researchのレポートです。

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