格安SIMの使い勝手って気になりますよね。そんなわけでこの連載では、ここ最近話題になっているもしくは話題になった格安SIMのAPN設定や実測速度を紹介していきます。
データ専用プランの発表や毎月の高速通信の容量を4月1日から増量する『楽天モバイル』の通信速度を、前回計測した2014年12月上旬と比べます。
「楽天モバイル」 高速通信容量 変更内容詳細
プラン名 | ベーシック プラン | 2.1GBパック ↓ 3.1GBパック | 4GBパック ↓ 5GBパック | 7GBパック ↓ 10GBパック | |
---|---|---|---|---|---|
高速通信容量 | 3月31日まで | なし | 2.1GB ↓ 3.1GB | 4GB ↓ 5GB | 7GB ↓ 10GB |
4月1日から | |||||
通話SIM | 1350円 | 1728円 | 2322円 | 3197円 | |
データSIM(SMS有り) | 697円 | 1102円 | 1696円 | 2570円 | |
データSIM(SMS無し) | 567円 | 972円 | 1566円 | 2441円 | |
通信速度 | 最大200kbps | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps(注1) |
●“楽天モバイル”の実測速度を確認
※計測の端末はXPERIA Z1 SO-01Fを、計測アプリは『RBB TODAY SPEED TEST』を利用。東京・飯田橋の週アスPLUS編集部で計測しました。
3月15日(日) 12時前後 | 3月15日(日) 22時前後 | 3月16日(月) 12時20分前後 | 2月16日(月) 22時30分前後 | |
下り | 17.07Mbps | 10.93Mbps | 20.45Mbps | 16.84Mbps |
上り | 8.23Mbps | 13.44Mbps | 18.71Mbps | 8.03Mbps |
12月26日(金) 12時40分前後 | 12月26日(金) 22時前後 | 12月27日(土) 12時15分前後 | 12月27日(土) 21時30分前後 | |
下り | 1.25Mbps | 17.12Mbps | 27.62Mbps | 19.75Mbps |
上り | 4.56Mbps | 10.11Mbps | 10.03Mbps | 7.18Mbps |
平日、土日の昼ごろと夜の回線が込み合うピークタイムで計測。20Mbps後半の速度が出ることは少なくなりましたが、平日のピークタイムでも快適に使える速度が出るようになりました。常に10Mbps以上は安定して出ているので、動画やアプリのダウンロードなどまず困らないレベルですね。
●iPhoneで“楽天モバイル”を使えるようにする手順
APN | vdm.jp |
ユーザー名 | rakuten@vdm |
パスワード | vrkt |
楽天ブロードバンドの設定方法ページから、構成プロファイルをダウンロード。
インストールすれば準備完了。
モバイルデータ通信とLTE回線を使用の項目にチェックしてしばらく待つと、LTEで通信できるようになります。
●Androidで“楽天モバイル”を使う手順
APN | vdm.jp |
ユーザー名 | rakuten@vdm |
パスワード | vrkt |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
楽天ブロードバンドで、アプリを利用した設定方法が紹介されていますが、上記のAPNなどをコピー&ペーストするだけとなっております。
“設定”を開いて“その他のネットワーク”から“モバイルネットワーク”をタップ。
次に“アクセスポイント”をタップして、右上のメニュー表示から新しいAPNを選択。
名前を会社名や契約したプラン名など判別のつく内容にして、APNには“vdm.jp”を入力。ユーザー名に“rakuten@vdm”、パスワードに“vrkt”を入力します。
下のほうへスクロールすると現れる認証タイプから“PAPまたはCHAP”を選択。
モバイルデータ通信にチェックが入っているかを確認。また、ネットワークモードはLTEと3Gが含まれているものを選択(機種によっては3GがWCDMAになっていることもあります)。
(2015年4月8日15時45分追記)認証タイプの表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
●関連サイト
楽天モバイル
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