Googleは、同社純正のChrome OS搭載ノートPC『Chromebook Pixel』を2年ぶりにアップデートしました。本日公開されたGoogleストアにて即日取り扱われますが、現状販売は米国のみとなっています。
ディスプレーは12.85インチのタッチ対応液晶。解像度は2560×1700ドット(アスペクト比3:2)で、画面密度は239dpi。178度(公称値)の広い視野角が特徴です。サイズは幅297.7ミリ、奥行き224.55ミリ、高さ15.3ミリ。重さは1.5キログラムとなっています。
モデルは2種類あり、2.2GHzの第5世代Core i5&メモリー 8GB、32GB SSDの標準版に加え、“LS(=Ludicrous Speed、バカバカしいほど高速)版”と銘打った2.4GHzの第5世代Core i7&メモリー 16GB、64GB SSDのモデルも用意。CPU内蔵GPUはどちらも『Intel HD Graphics 5500』。また、バッテリー駆動時間は最大12時間、同社は15分の充電で2時間利用可能とうたっています。
ディスプレーの解像度は変わらず、メモリーやCPUが強化されているようですが、インターフェース部も進化。先日アップルが発表したMacbookにも搭載されていて両面挿し可能な“USB3.1 Type-C(以下、USB-C)”を採用しています。
MacbookはシンプルにUSB-Cポートをひとつ搭載しているのに対し、新Chromebook PixelはUSB-Cポートを2基、USB3.0 Type-A(標準サイズ)ポートを2基搭載。USB-Cポートでは、最高5Gbpsのデータ転送、4Kディスプレーへの出力(要HDMIもしくはDisplayPort変換)、60ワットでの充電がサポートされています。もちろん、USB3.0 Type-A側を使えばスマホや既存のUSBメモリーにアクセス可能です。
また、GoogleはこのChromebook Pixelを“新しい定義のためにローンチした最初の製品”としており、今後発売するChromebookやAndroid端末には積極的にUSB-Cを採用する旨を表明しています。
また、昨年の“Google I/O 2014”で予告されていたChrome OS上でのAndroidアプリのサポートも有効になっているようで、Evernoteなどの対応Androidアプリが使えるようになっています。
気になる価格は、Core i5の標準版が999ドル(約12万円)で、Core i7のLS版が1299ドル(約15万8000円)となっています。“格安PC”として日本でも展開し始めているChromebookですが、ハイエンド機もぜひ国内で販売して欲しいところ。GoogleではChromebookのイメージ動画などもアップしているので、まずはそちらから予習しておきましょう。
●関連サイト
Chromebook Pixel 製品ページ(英文)
-
Dell Chromebook 11 ノートブックPC ...
31,773円
-
Google Chromecast ( クロームキャス...
4,536円
-
34,516円
-
32,184円
-
1,620円
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります