2015年03月10日21時45分

新MacBookのUSB Type-CとかUSB3.1って一体なんなのさ?

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 どもども、ジサトライッペイです。昨晩はアップルの発表で大盛り上がりでしたね。12インチAirと目されていた機種は“まったく新しいMacBook”として登場し、Apple Watchもついに価格と発売時期が明らかになりました。「オレは欲しいぜ!」「オレは欲しくないぜ!」とさまざまな議論が展開されている最中だとは思いますが、そのひとつのポイントに新しいUSB形状“Type-C”(もしくはUSB C)があります。

USB3.1 Type-Cについて

●新しいUSBの形状“Type-C”(USB C)

規格 USB1.0 USB1.1 USB2.0 USB3.0 USB3.1(New!)
最大データ転送速度 12Mbps 12Mbps 480Mbps 5Gbps 10Gbps
給電能力 500mA/5V 500mA/5V 500mA/5V 900mA/5V 最大5A/20V
プラグ形状 USB A、USB B、ミニUSB A、ミニUSB B、マイクロUSB A、マイクロUSB B USB A、USB B、ミニUSB A、ミニUSB B、マイクロUSB A、マイクロUSB B USB A、USB B、ミニUSB A、ミニUSB B、マイクロUSB A、マイクロUSB B USB A、USB B、マイクロUSB B USB A、USB C
ポート形状 USB A、USB B、ミニUSB A、ミニUSB B、ミニUSB AB、マイクロUSB A、マイクロUSB B、マイクロUSB AB USB A、USB B、ミニUSB A、ミニUSB B、ミニUSB AB、マイクロUSB A、マイクロUSB B、マイクロUSB AB USB A、USB B、ミニUSB A、ミニUSB B、マイクロUSB A、マイクロUSB B、マイクロUSB AB USB A、USB B、マイクロUSB B USB A、USB C

 

 そもそもUSBにはさまざまな形状があり、規格ごとに変遷してきました。USB Cは最新規格“USB3.1”から採用される形状で、最大の特徴は裏表なく挿せることです。USB3.0でも表裏どちらでも挿せる独自コネクターを採用する製品が一部ありました。しかし、こちらは従来のUSB A形状(いわゆるフルサイズUSB)を拡張したもの。USB Cは“まったく新しいMacBook”にふさわしい、まったく新しい形状なのです。

 スマホやタブレット、薄型の2in1 PCなど、モバイルデバイスの薄型化でインタフェースもより小さいものが求められています。アップルも近年iPhoneやiPadでは、どちらでも挿せるLightningポートを採用してますね。そういったモバイルデバイスを製造する上での需要から生まれたのがUSB Cというわけです。

 注目は給電能力で、USB3.0では900mA/5V(=4.5W)でしたが、USB3.1では、“USB Power Delivery”という機能で、最大100Wまで供給できます。細かなプロファイルを5つ設け(ざっくり言うとスマホ向け、タブレット向け、ノートPC向け、大型ノートPC向け、ワークステーション向け)、電流と電圧を適切に管理(2A/5V、1.5A/12V、3A/12V、3A/20V、5A/12V、5A/20V)することで実現しています。

 では、なぜそんなに大きな電力が必要なのでしょう? それは新しいMacBookのインターフェースが分かりやすい例です。新しいMacBookはUSB3.1のUSB Cコネクターしかありません。しかし、純正アダプターでは電源供給用ポートとディスプレー出力ポート、USB Aポートが一体化したケーブルがあります。つまり、USB C1ポートで映像も電源供給もマウスやストレージなどの周辺機器もつながるということです。複数口のUSBハブにACアダプターが必要だったように、さまざまな機器をつなぐ場合は電力が必要なのです。そこをすっきりさせるのがUSB3.1というわけです。

 現状では、さまざまなUSB C対応製品が発表されております。USBメモリーはPQIと、サンディスクが早くも名乗りを上げています。エレコムからはUSB3.1対応のUSB A-USB Cのケーブルなどが登場し、早くも発売中です。


 USB AやUSB Bと異なり、従来規格との形状互換性がないUSB Cですが、USB3.1のUSB A製品と接続するなら最高の転送速度で使いたいですよね。そういった意味では、USB A形状のデスクトップの登場にも期待しましょう。昨年のCOMPUTEXでは、MSIがUSB3.1対応のマザーボードを参考展示したことから、ほかのメーカーも今年はガンガン投入する見込みです。時期はデスクトップ版第5世代Coreに合わせて夏頃に増える可能性大。

 USB Cは過渡期ですが、タブレットも2in1 PCはどこを見ても軽量・薄型化がトレンドです。来年の今頃にはだいぶ普及しているのではないでしょうか?

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