12インチのRetina版MacBookは悶絶レベルの薄さ！USB Type-C搭載でゴールド＆スペースグレイもある

　みなさま、こんばんは＆おはようございます。いまは週刊アスキーの吉田でございます。今回のスペシャルイベントはApple Watchだけじゃないと思っていましたよ！とうとう出ました12インチMacBook。しかもRetinaディスプレイで、ファン内蔵しない初のMacBookとなります。特徴はなんといってもその薄さと軽さ。なんと最も厚い部分が13.1ミリで約900グラム（2ポンド）です。11インチのMacBook Airの最厚部が17.3ミリなので4ミリ程度薄くなってます。

　最も注目したいのは、Retinaなのに極薄である点と、USB 3.1仕様のType-Cコネクターを採用した点でしょう。このUSBコネクターはLightningと同様リバーシブル仕様となっているほか、ビデオ出力や電源供給もできるという超汎用ポートです。これにより、これまでは必ず用意されていた電源ポートがなくなり、USBポートで一本化されました。拡張ポートがUSBのみと、ものすごい割り切りですね。しかも、基調講演で披露された中身は内部はほとんどバッテリーという衝撃の内容。隙間なく配置されており、従来に比べてバッテリー容量が35％増加したとのこと。Wi-Fiのウェブブラウジングで9時間、iTunesでのムービー視聴で10時間持ちます。本体色はiPhoneと同様で、シルバー、ゴールド、スペースグレイとなっています。発売は4月10日となります。

■主なスペック
CPU：Core M（1.1GHz、最大2.4GHz/1.2GHz、最大2.6GHz）
GPU：Intel HD Graphics 5300
メモリー：8GB
PCIe SSD：256/512GB
ディスプレー／解像度：2304×1440ドット
本体サイズ：28.05（W）×19.65（D）×0.35〜1.31ミリ
重さ：0.92キロ
外部インターフェース：USB 3.1（Type-C）×1、イヤホン出力×1、トラックパッド（圧力センサー搭載）×1
価格（税込）：16万704円（SSD 256GB、1.1GHz Core M）/19万9584円（SSD 512GB、1.2GHz Core M）

（2015年3月10日3時52分追記：日本での価格を追記しました。）