Monohmは、Firefox OSを採用した多目的デバイス『Runcible』の試作機を公開した。
大きな狐が目印のMojiraブースで記者向けに公開。auのFx0をはじめ、各国で発売されているFirefox OS搭載スマホを多数展示していた。 |
Runcibleの特徴はなんと言っても形状。キレイな円形で、本体内にLTEやBluetoothといった通信機能を搭載し、手軽に持ち運べる情報端末として設計されている。一見、どちらが上かわからないが、ディスプレーをオンにしたときには端末内のセンサーによって、上下の方向がきちんと表示される。
懐中時計かコンパクトのようなデザイン。 |
背面は木材を使用。プラスチックや金属よりも手になじむ。 |
横から見るとカーブしているのがわかる。 |
Firefox OS搭載機かつLTE対応なので、当然ながら通話や通信といった、スマホ的な使い方が可能。ナビゲーション機能では、地図を表示するのではなくコンパスを模したデザインで案内するなど、丸いデザインを活かした機能やアプリを搭載している。
本体背面中央にはカメラレンズを装備。撮影した写真も丸型の作品になるとのこと。 |
スマホよりもカジュアルに持ち歩けるようにデザインしてある。 |
また、ほかの機器との連携にも重点を置いているのがポイント。AV機器や白物家電と連携してコントローラーとして利用したり、自転車や自動車などに装着して、インフォメーションビューワーとしての使うといった活用シーンを想定しているとのこと。
スマートウォッチ的な使い方もできる。 |
クルマのハンドルにそのままセット。 |
発売時期や価格などは未定だが、制作メーカーのMonohmへは、コーポレート・ベンチャー・ファンドの『KDDI Open Innovation Fund』を通して、KDDIが出資しているため、日本で発売される可能性は高い。
まだまだ試作機ということで、キッチリと動作するモデルはなかったが、スマホとは違った楽しいデバイスの登場に期待したい。
■関連サイト
Monohm
KDDI Open Innovation Fund
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1,086円
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