EOS 5Ds
●予想実売価格 50万5400円前後
●6月発売予定
EOS 5Ds R
●予想実売価格 53万7800円前後
●6月発売予定
圧倒的な“超高画素”を誇る有効5060万画素のデジタル一眼レフ。従来機『5D Mark III』の2230万画素、2014年7月に発売した同じ大きさの35mmフルサイズセンサー搭載機、ニコン『D810』の3635万画素と比べても群を抜く有効画素数。
センサーは自社設計&生産で、大判プリント前提の商業用途にも使えるのほどのハイスペックさ。製品名に“R”が付く『5Ds R』は解像度を示す“Resolution”のRを製品名に取り入れ、ローパスフィルター効果をキャンセルするEOS初のモデル。デジタル一眼レフ市場で、より高解像度を求めるローパスレスはトレンドになっているが、キヤノンは、“ローパスフィルターは必要である”というこれまでの主張を変更せず、“効果をキャンセル”するという仕様にしている。
5000万画素の高解像度を生かすための仕様にも注目。ミラーが上がるときの衝撃を防ぐために“レリーズタイムラグ任意設定”や、モーターとカムでミラー部をコントロールする新機構“ミラー振動制御システム”を導入している。
ほかにも“EOS初”となるタイムラプス動画や、クイック設定のカスタマイズなど、新機能が盛りだくさん。キヤノンの攻めの姿勢がうかがえる製品だ。
■おもなスペック
撮像素子 フルサイズ(約36×24mm)CMOSセンサー
有効画素数 5060万画素
ディスプレー 3.2インチ(約104万ドット)
測距点 61点
ISO 100~12800
記録メディア CFカード、SDXCカード(UHS-I対応)
撮影可能枚数 約700枚(ファインダー撮影時)
サイズ/重量 152(W)×76.4(D)×116.4(H)mm/約930g(撮影時)
EOS M3 18-55レンズキット
●予想実売価格 7万7500円前後
●3月下旬発売予定
有効2420万画素のAPS-CセンサーとDIGIC6を搭載。センサーに“ハイブリットCMOS AF III”を採用し、前モデルと比べ、約3.8倍のAFスピードを実現している。180度のチルト液晶やNFC対応、ストロボの内蔵が進化点で、要望が多かったという外付けEVFが装着できるようになった。
■おもなスペック
撮像素子 APS-Cサイズ(約22.3×14.9mm)CMOSセンサー
有効画素数 2420万画素
ディスプレー 3インチチルト式(約104万ドット)
測距点 49点
ISO 100~25600
記録メディア SDXCカード(UHS-I対応)
撮影可能枚数 約250枚
サイズ/重量 110.9(W)×44.4(D)×68(H)mm/約366g(撮影時)
EOS Kiss X8i 18-55STMレンズキット
●予想実売価格 10万9900円前後
●4月下旬発売予定
“子育てカメラ”として、脈々と進化をし続けるエントリー一眼レフ。こちらも有効1800万画素から2420万画素へと高画素化、映像エンジンはDIGIC6となり、測距点も9点からオールクロス19点になった。
■おもなスペック
撮像素子 APS-Cサイズ(約22.3×14.9mm)CMOSセンサー
有効画素数 2420万画素
ディスプレー 3インチ(約104万ドット)
測距点 19点
ISO 100~25600
記録メディア SDXCカード(UHS-I対応)
撮影可能枚数 約440枚
サイズ/重量 131.9(W)×77.8(D)×100.7(H)mm/約555g(撮影時)
EOS 8000D 18-135レンズキット
●予想実売価格 14万5600円前後
●4月下旬発売予定
『EOS Kiss X8i』をベースに、
・上面の液晶パネル追加
・サブ電子ダイヤル
・電子水準器
・HDR動画
・動画デジタルズーム
を備えるエントリーの上位モデル。
どちらもエントリーながら『Kiss X8i』が女性、『8000D』は男性をメインターゲットとしている。
デジタル一眼4機種、ミラーレス1機種で高画素化を図るキヤノンの2015年春モデル。CP+でも注目が集まりそうです!!
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