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超画素撮影にレンズ型モデルも!勢いが増すオリンパスのフォーサーズ機:CP+2015

2015年02月05日 15時00分更新

 オリンパスがCP+2015を前に、OM-Dシリーズの最新機種『OM-D E-M5 MarkII』と、4/3型撮像素子搭載のレンズ交換式レンズ型カメラ『OLYMPUS Air』を発表した。

 予想実売価格はE-M5 MarkIIのボディーのみで11万円前後、12-50ミリレンズキットで13万円前後、14-150ミリレンズキットで16万円前後。OLYMPUS Airは直販サイト限定販売で、ボディーのみは3万6504円、14-42ミリレンズキットで5万3784円。発売日はE-M5 MarkIIが2月末、OLYMPUS Airが3月6日を予定している。

E-M5 MarkII

 E-M5 MarkIIの特徴は、一般的なデジカメの手ブレ補正がシャッタースピード3段ぶんであるのに対し、5段階手ブレ補正に強化している点。なお、5方向にきく5軸手ブレ補正も備える。また、静物撮影に限るが画素数を4000万画素までアップさせる“40Mハイレゾショット”に対応。0.5ピクセルずつセンサーを動かしながら、一度に8枚同じ写真を撮る。その後、8枚の写真に画像処理を施すことで高解像度を実現する仕組みだ。

E-M5 MarkII

■おもなスペック
撮像素子 4/3型LiveMOSセンサー
有効画素数 1605万画素
手ブレ補正 ボディー内5軸手ブレ補正
ディスプレー 3インチバリアングル(約104万ドット)
AF 81点
ISO 200~25600
記録メディア SDXCカード(UHS-II対応)
撮影可能枚数 約310枚
サイズ/重量 123.7(W)×44.5(D)×85(H)mm/約469g(撮影時)

E-M5 MarkII

 OLYMPUS Airはソニー『QXシリーズ』のようなレンズ型カメラ。スマホと連携することで画面のプレビューやフィルター効果のある撮影アプリが利用できる。接続はWiFiとBluetoothを利用しており、スマホから撮影アプリを起動するだけでカメラの電源もオンにできる。また、本体にあるシャッターボタンでの撮影ももちろん可能。

 アプリはオープンプラットフォームにすることで、有志によるアプリ開発が可能となっている。本体の3Dモデルも公開され、3Dプリンターなどを使ってオリジナルグッズの作成もできる。ユーザー間でも楽しみ方を見つけられるカメラだ。

■おもなスペック
撮像素子 4/3型LiveMOSセンサー
有効画素数 1605万画素
シャッター 電子式、1/16000~4秒
AF 81点
ISO 200~12800
記録メディア マイクロSDXC(UHS-I対応)
撮影可能枚数 約320枚
サイズ/重量 56.9(W)×43.6(D)×57.1(H)mm/約147g(撮影時)

■関連サイト
オリンパス

(2015年2月6日14時40分訂正:記事初出時、“E-M5 MarkIIの特徴は、前モデルが3段手ブレ補正だったのに対し、5方向による5段階手ブレ補正に強化された点。”と表記していましたが、誤りです。正しくは、“一般的なデジカメの手ブレ補正がシャッタースピード3段ぶんであるのに対し、5段階手ブレ補正に強化している点。”です。また、スペック中のディスプレーが“上下可動”になっていたのを“バリアングル”に修正いたしました。お詫びして訂正いたします。)

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