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Windows10最新TP日本語版を仮想環境で動かしてみた

2015年01月24日 23時30分更新

 Windows10の最新機能が詰まったテクニカルプレビュー版が公開されたので、仮想デスクトップ環境『Hyper-V』上でサクッとインストールしてみました。

Windows10TP

 日本語版のISOファイルをダウンロードして仮想環境で実行。

 当たり前ですがダイアログがすべて日本語なのがうれしいですね。ライセンス条項も日本語化されていました。

Windows10TP

 特に何の問題もなくインストール完了。ウィンドウズのバージョンは10(ビルド9926)です。

Windows10TP

 起動直後の画面がこちら。壁紙はデフォルトが雪景色に。進化点として、これまでなかったスタートボタン横の検索ウィンドウが、まず目に入ります。そこそこ広いんですが幅は固定です。

Windows10TP

 スタートメニューは右上の拡大アイコンを押すだけで、パッと全画面表示に。

Windows10TP

 わざわざチャームを出して切り替えることなく、8デスクトップ画面へと移動できる、といった感覚です。タッチパネル対応PCを使っていると、マウスとタップ操作を同時に使う機会もあるので、瞬時に拡大できるのはなにかと便利そう。ついでに、スタートメニュー左側の“すべてのアプリ”が探しやすくなるといった利点もあります。

Windows10TP

 ユーザー名のすぐ隣の微妙な位置にあった電源ボタンは、スタートメニューの右端に移動。わかりやすくなりました。

Windows10TP

 日本語版で、デジタルパーソナルアシスタント“コルタナ”さんは使えませんでした(英語版ではMicrosoftアカウントを入力するよう案内が出ますが、日本語版は×)。

Windows10TP

 コルタナさんに頼らないテキスト検索をした場合。

Windows10TP

 右からスワイプすると出てくるチャームは、通知機能へと変わりました。右下のアイコンをクリックすると、新しいセッティングメニューが確認できます。

Windows10TP

 システム、デバイス、ネットワークとインターネット、パーソナル設定、アカウント、時刻と言語、簡単操作、プライバシー、保守と管理、の9項目。

Windows10TP

 アプリがユーザー情報に勝手にアクセスできないよう、プライバシーオプションの変更などもできる模様。

Windows10TP

 ネットワークの設定もWiFiやVPNの設定が分かれ、シンプルでわかりやすくなりました。携帯電話の設定項目もありますね。

Windows10TP

 とはいえ、今のところ従来のコントロールパネルもきちんと存在しています。新しいセッティングメニューも素敵ですが、見慣れているのでなくなったりしないで欲しいなぁと。

Windows10TP
Windows10TP

 そのほか、フォルダーやホーム、ネットワークなど、いくつかのアイコンがフラットデザインへ。PCアイコンがちょっと気の抜けた感じで萌えるのですが、私だけでしょうか。

Windows10TP

 フォトアプリの新機能などは、まだ開発中。ストアから更新プログラムが配布される予定とのことです。ネットワーク環境に繋がらなくなってしまったため、新マップ等が試せなかったのが心残りですが、世界中のWindows Insider Programユーザーの意見を積極的に取り入れて改善しているだけあって、Win10がどんどん洗練され、完成度の高いOSに進化しているという印象をもちました。引き続き、試していきたいと思います。

■関連サイト
Download Windows 10 Technical Preview ISO
Windows 10: Briefing
 

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