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「社員がクソまじめすぎる」日本HP新社長の吉田仁志氏が会見で叱咤激励!?

2015年01月08日 21時30分更新

 1月1日、日本HP代表取締役社長執行役員に、吉田仁志氏が就任した

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吉田 仁志(よしだ ひとし)
日本HP株式会社 代表取締役 社長執行役員
エンタープライズグループ事業統括

 1983年に伊藤忠グループ事業会社へ入社、伊藤忠商事を経て同社グループの日米両地域の情報産業分野の業務拡大に従事、その後もケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズやノベル株式会社、SASインターナショナルの副社長、北アジア地域統括として経営に従事した経歴を持つ。

 1月8日に行なわれた就任会見で吉田新社長は

「日本を元気にする」
「変革の先頭に立つ」
「さらなる顧客志向を目指す」

などの方針を明らかにした。

 注目はQ&Aでの答弁。

Q.なぜHPに?

 30年IT業界に身を置いてきた吉田氏は、企業文化の大事さを挙げ、続いて「自分が好きであればいいことができる」と語り、今回の声がかかった際に、それを実現できるのは「HPしかない」と確信したという。

Q.今後の課題は?

 HPにはすばらしい製品と人がいる。社員はまじめで会社を愛する人が多い印象。ただ、“クソまじめ”すぎる。もう少し高い視点で顧客と会話できるように変えたい。また、派手な花火を打ち上げるのではなく、まじめな製品を世に多く出していることを例に挙げ、もっとアピールしてもいいのではないか。と語った。

 HPは2015年10月までに、サーバーなど企業向けIT機器やサービス、ソフトウェアを主体とする“Hewlett-Packard Enterprise”と、PCやプリンター事業を手掛ける“HP Inc.”に分割する。

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 会見に同席したジム・メリット上席副社長は、
「分社化は世界全体でのもの、50規模の分社化が行なわれ、日本も分社化される。だが分社化してもHPは、日本に深く根ざしているので置き去りにはしない」と説明した。

 日本HPとしての昨今の実績について問われると「日本でのPC、プリンター事業は過去最高」とのこと。10月に分社化、新社長を迎えても今後も魅力的な製品が出てくると予想できます!

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