回転寿司チェーン『無添くら寿司』で恵方巻『まるごといわし巻』の予約が先日開始となりました。1万本の限定販売です。
『まるごといわし巻』350円(税別)。1万本限定で無添くら寿司にて好評受付中! |
イワシが丸々1匹って……。
その見た目のインパクトから食べ応えについて様々な憶測が飛び交っています。
くら寿司を好きすぎて仕事と称して108皿も寿司を食らった週アスとしては、すぐにでも『まるごといわし巻』を食べてみたい!
そこで節分にはまだ早いですが、待ちきれず自作で再現してみることにしました。
『まるごといわし巻』を自作してみる!!
イワシを購入
くら寿司の『まるごといわし巻』は本来“北海道・釧路産の大羽(大きいサイズ)の真イワシを塩焼き”とあるのですが、スーパーにはあいにくイワシの干物しかなかったので、代用します。
海苔・大葉・梅などを用意
『まるごといわし巻』の具材は、イワシのほかには大葉と梅肉なので、それらを用意。海苔巻に必要な“巻きす”も今回初めて我が家に導入しました。
酢飯をつくり下準備
ご飯に酢をまぜ酢飯を、梅干しを叩いて梅肉を用意。
海苔は10センチ程度にカット
『まるごといわし巻』の説明を見ると海苔の部分は幅10センチ程度。ぴったりに切ろうとしたのですが、9センチ程とやや幅が控えめになってしまいました。まぁいいでしょう。
イワシを焼きました
本来ならばイワシを塩焼きにするのですが、すでに塩味がある干物なのでそのまま焼きに。
家庭用コンロの魚焼きグリルで焼きました。3匹で8~10分程度。
海苔にご飯をしき、大葉を配置
海苔にご飯を薄めにしいて、中央部に大葉をセット。
焼いたイワシを乗せる
ここで、先ほど焼きあがったイワシをプット。この過程ですでにインパクト大です。
梅肉をトッピング
イワシと並ぶように梅肉を配置。
巻く
グワっと巻きました。
ちなみに筆者、海苔巻をつくるのは小学校の遠足のお弁当にと父がつくった干ぴょう巻を手伝わせてもらった以来。
梅肉がうにゃっ
おっと、ここで想定外の事態。
ご飯や梅をしっかり詰めてしまったせいか、うにゃっと梅干しがはみ出てきてしまいました。
一応は完成、しかし
梅肉が出ているので、イワシの内臓が血みどろに飛び出てしまったようで見た目がイマイチです。
海苔を太めにカット
何回か試しましたが、海苔の幅が10センチ以下で狭いとご飯や梅肉がはみ出てしまうので、思い切って海苔を太めに10センチオーバーで切ってみました。
大葉は2枚セット
海苔の幅が広いと、巻いたときに大葉が海苔に隠れてしまうのがネック。見栄えのために大葉をあえて2枚配置しました。
見た目良し(?)の『まるごといわし巻』が完成
ついに自作『まるごといわし巻』の完成形です。海苔でいわしが隠れる部分がやや多いですが、ご飯や梅肉がはみ出してないので、見た目は良好です。
大葉もチラリと見える
いろどりを添える大葉の歯もしっかり見えています。
お味は?
さて、肝心なのはここから。『まるごといわし巻』の味はいかに?
編集部の吉田とむが試食しました!
「悪くない。梅と大葉の香りがイワシの魚くささを消してくれるし、思ってたよりいける」
※あくまで見た目だけ似せた自作『まるごといわし巻』の感想です。
意外(!?)にも好評でした、イワシと梅、大葉の相性が良いということ。
「ただ、小骨がチクチクするね」
※あくまで見た目だけ似せた自作『まるごといわし巻』の感想です。
今回、イワシの一夜干しをそのまま使用したため、小骨は残っていました。
ただし、ご安心ください。くら寿司の本来の『まるごといわし巻』は、中骨を抜いて子供でも食べやすいように処理されているそうです。
しかもイワシってけっこう骨が柔らかいので、今回のように普通に丸かじりしてもわりと食べられます。
みんなで恵方巻のように食べました
節分にはまだ早いですが、恵方の方角を向いて丸かじりしました。
良いことがありますように!
オマケ
せっかくなので大判の海苔を使って、イワシ2本を巻いた太巻きもつくってみました。
グワシッとわしづかみするようにして海苔巻に。
海苔が寸足らずとなったため、継ぎ足しをして無事に完成。
側面からのぞいて見えるイワシ2つの顔がかわいいです。
不思議な感じの巻ものに。
切ってみると意外にふつうの焼き魚海苔巻になりました。醤油を垂らして食べるとおいしかったです。(モツのあたりはややえぐみがありました)
外見だけ似せてつくった『まるごといわし巻』ですが、思っていたよりもマトモに食べられる代物でした。すると、くら寿司の本家のものはもっと普通においしいはず、という結論に至りました。『まるごといわし巻』恐るるに足らず!
■関連サイト
手作り恵方巻き|くら寿司 ホームページ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります