週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

妖怪ウォッチグッズが くら寿司で当たる確率が108皿食べてわかった?

2014年06月12日 21時30分更新

 寿司チェーン『無添くら寿司』で、妖怪ウォッチのグッズが当たるキャンペーンが開催されます。

 週アス編集部には妖怪ウォッチ大好きなヨシダ記者がいます。しかし、ちょうど休暇でいません。誰が言い出したか、「今のうちに妖怪ウォッチのグッズを当てちゃおうよ!」と盛り上がりました。もちろん、戻ってきたヨシダ記者にグッズをあげようという心温まる話……ではなくて、見せつけて羨ましがらせようという腹であることをお察しください。

 そういうことだと編集部員は行動が早い。腹ペコさんたちで集まって、6月11日、校了が少ない水曜日の晩に『無添くら寿司』の品川店に行ってきました。くら寿司って繁華街には少ないのですが品川にもあるのですよ。

7人でくら寿司に行ってきました

108皿食べてわかった妖怪ウォッチのグッズがくら寿司で当たる確率

 7人と言っても数えると6人しかいないじゃないか、そう気が付いたあなた。写真を撮っている私ナベコがいるんですよ。ふふふ、ミステリー小説みたい。
 この写真を見せただけでヨシダ記者羨ましがるだろうな……、とか考えていたら、ケイガがこんな発言。「あれ、妖怪ウォッチのまだやってないですよ」。

妖怪ウォッチキャンペーンはやっていなかった

108皿食べてわかった妖怪ウォッチのグッズがくら寿司で当たる確率

 『ビッくらポン!で妖怪ウォッチグッズが当たる!』キャンペーンは6月13日金曜から開催でした。この日は水曜日。全然だめじゃん。
 という私はキャンペーンの報道記事も書いているのでそのことを知っていたのすが、ただ寿司を食べたいがために黙っていました。

気にせず寿司を食べた

108皿食べてわかった妖怪ウォッチのグッズがくら寿司で当たる確率

 妖怪ウォッチ当たらないじゃん、とかブツブツ言いながら、わざわざ来たからには寿司を食べないわけがない。みんなでガツガツいただきました。

「ウニ食べられるなんて幸せ」
「何貝だかわからないけど貝が食べたい」
「カニは醤油かポン酢か」
「キャラメルコーン寿司うまい」
「おいなりさんを両手で食べたい」
「しめは納豆巻き」

 寿司を食べてる途中にみんなから出てきた言葉です。キャンペーンメニューのキャラメルコーン寿司は食べる瞬間ちょっと緊張しましたがおいしかったです。本当に! マグロやサーモンやふだん編集部では食べない生ものを食べて、みんな幸福値が上がってきました(ピザはよく食べるのですが)。

みんなのトータルが108皿に

108皿食べてわかった妖怪ウォッチのグッズがくら寿司で当たる確率

 ゆうこばやケイガという育ちざかりの男の子がいるから、皿はあっという間にこんな感じに。ごちそうさまでした!

 さて、ここからがこの記事の本題です。

 くら寿司では、この皿を設置のポケットに入れていくと枚数がカウントされます。その時に5皿ごとに1回“ビッくらポン!”という専用マシンでゲームのアニメーションが流れ、抽選でガチャ玉が当たるんですよね。このガチャ玉の中に、キャンペーン中には妖怪ウォッチの当たり券が入っているようです。

 ということは、今回“ビッくらポン!”を回してガチャ玉が当たる確率は、妖怪ウォッチのグッズキャンペーンのときにも金賞銀賞が当たるところまではわからないけど参考になるのではないか。思いついたのは知能派のありのPです。なるほど、ではやってみようじゃないか。特に、数字や確率が大好きなハード松村が意気込んで賛同しました。

“ビッくらポン!”の確率検証

108皿食べてわかった妖怪ウォッチのグッズがくら寿司で当たる確率

 ガチャガチャと職人のように皿を投入していくのはミナミダ。秘書係はゆうこばです。“ビッくらポン!”のチャンスごとにエバーノートに結果を入力していきます。

108皿で4個当たりました

108皿食べてわかった妖怪ウォッチのグッズがくら寿司で当たる確率

 結果、以下のような数字が出ました。

“ビッくらポン!”が当たる確率

・投入枚数:108皿
・“ビッくらポン!”のチャンス:21回
・当たったガチャ玉:4個

“ビッくらポン!”のチャンス5.25回に1回当たる

=25皿か30皿食べたら1回ガチャ玉が当たる

 妖怪ウォッチキャンペーン中じゃなくても、くら寿司ファンの人はよかったら参考にしてください!

 最後に、キャンペーンの情報を記します。

『ビッくらポン!で妖怪ウォッチグッズが当たる!』キャンペーン
実施期間 6/13(金)〜6/19(木)
金賞:DX妖怪ウォッチ 700名様
銀賞:妖怪メダル 1万名様

 明日6月13日からなので楽しみですね。
 妖怪ウォッチのグッズは当たらなかったけど、満腹になるまでお寿司を食べられて検証もできたし良い機会でした。

 めでたしめでたし。

 ……と、思っていたのですが、これで終わりではなかったのです。
 くら寿司からの帰り道、前述した確率大好きのオトコ、ハード松村がずっと上の空でなにかを考え込んでいる様子でした。今週入稿の週アス誌面のことだろうと誰も気に留めなかったのですが、そのハード松村がみんなと別れたあと、深夜こんなメールを送り付けてきてみんなを震撼させたのです。

「くら寿司の店舗数を要素に入れて、店舗ごとのガチャ玉が出る数を仮定してみた」

 帰りに道からずっと考えていたのかー!
 メールを受け取ったみんなの胸中には等しく同じ気持ちがあったと思います。なんというか。ため息、というか。

 以下が検証内容になりますが理系ではない私は、はじめ「?」でした。何度か見ているうちにようやく理解に近づいてきましたが、ほんとかどうか。店舗でお客さんが食べる皿の数など、仮定の要素も多いので、興味ある方は参考までに見てください。

『ビッくらポン!で妖怪ウォッチグッズが当たる!』キャンペーンで景品をゲットするには(検証・松村)

金賞は700個で銀賞1万個、店舗数336店舗。
キャンペーンは7日なので、ざっくりならしてみると、1日1店舗あたり、金賞0.3個、銀賞4.3個のグッズが当たることになる。

次に、1店舗で1日に当たる“ガチャ玉”の数を、超ざっくり考えてみる。
1日12時間営業してて、1時間あたり50人、ひとり10皿食べると仮定すると、1日6000皿。
“ビッくらポン!”は5皿で1回のチャンスなので、1店舗で1日に1200回チャンスがある。
今回の実験では、21回のチャンスで4個のガチャ玉が出たので当たる確率は19%。
1店舗で1日に当たるガチャ玉は1200×19%=228個。

1日228個ガチャ玉が出ても、そのうち金賞は0.3個しかない。
金賞1個あたりのガチャ玉の数は、228÷0.3=760個。
ガチャ玉760個ゲットするには、760÷0.19=4000回のチャンスが必要。
皿の数にすると2万皿に相当……?

以上をまとめると、

金賞のDX妖怪ウォッチは、216万円お寿司を食べると当たる気がする
228÷0.3=760個 ガチャ玉が必要
760÷0.19=4000回 “ビッくらポン!”のチャンスが必要
4000×5=20000皿 お寿司を食べる
20000×108=216万円


銀賞の妖怪メダルを当てるには、約15万円かかる気がする
228÷4.3=53個 ガチャ玉が必要
53÷0.19=279回 “ビッくらポン!”のチャンスが必要
279×5=1395皿 お寿司を食べる
1395×108=約15万円


金賞か銀賞どちらかなら、約14万2000円かかる気がする
228÷4.6=50個 ガチャ玉が必要
50÷0.19=263皿 “ビッくらポン!”のチャンスが必要
263×5=1315皿 お寿司を食べる
1315×108=約14万2000円

 金賞を当てるためには216万円って……すごい計算になっていますね。
 しかも、1日当たりのお客さんの数とか皿の数とか、まったくもって根拠がない数字ですし……。ほとんどハード松村の妄想ですね。

 くら寿司でおいしいお寿司を楽しみながら、当たったらラッキーという感覚でいるのがイチバンかと思います。お腹もおサイフもほどほどに。

●関連サイト
無添くら寿司
森永_キャラメルフェス2014_くら寿司

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう