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気になる格安SIMの設定と実測速度を公開:楽天モバイル

2014年12月30日 19時00分更新

楽天モバイル

 格安SIMの使い勝手って気になりますよね。この記事では、最近話題になっている、もしくは話題になった格安SIMのAPN設定や実測速度を紹介していきます。今回は、突然の新規参入で話題を呼んだ『楽天モバイル2.1GBパック』を試していきます。

 楽天モバイルで用意されているのは、070/080/090の番号からの音声通話の発着信に対応したプランのみ。データ通信専用のプランは、楽天ブロードバンドが提供する『楽天ブロードバンド データSIM』となります。

楽天モバイル月額料金
プラン ベーシック 2.1GBプラン 4GBプラン 7GBプラン
高速
通信
なし
(200Kbps)
2.1GB
(超過後200Kbps)
4GB
(超過後200Kbp))
7GB
(超過後200Kbps)
月額
料金
1350円 1728円 2322円 3197円

 

 iPhone用に、“構成プロファイル”が用意されているので、公式サイトからインストールするだけで使えるようになりなす。

●iPhoneで“楽天モバイル”を使う手順

設定に必要なデータ
APN vdm.jp
ユーザー名 rakuten@vdm
パスワード vrkt
楽天モバイル

 楽天ブロードバンドの設定方法ページから、構成プロファイルをダウンロード。

楽天モバイル

 インストールすれば準備完了。

ぷららモバイル

 モバイルデータ通信とLTE回線を使用の項目にチェックしてしばらく待つと、LTEで通信できるようになります。

●Androidで“楽天モバイル”を使う手順

設定に必要なデータ
APN vdm.jp
ユーザー名 rakuten@vdm
パスワード vrkt
認証タイプ PARまたはCHAP

 楽天ブロードバンドで、アプリを利用した設定方法が紹介されていますが、上記のAPNなどをコピー&ペーストするだけとなっております。

ぷららモバイル

 “設定”を開いて“その他のネットワーク”から“モバイルネットワーク”をタップ。

ぷららモバイル

 次に“アクセスポイント”をタップして、右上のメニュー表示から新しいAPNを選択。

楽天モバイル

 名前を会社名や契約したプラン名など判別のつく内容にして、APNには“vdm.jp”を入力。ユーザー名に“rakuten@vdm”、パスワードに“vrkt”を入力します。

ぷららモバイル

 下のほうへスクロールすると現れる認証タイプから“PARまたはCHAP”を選択。

ぷららモバイル

 モバイルデータ通信にチェックが入っているかを確認。また、ネットワークモードはLTEと3Gが含まれているものを選択(機種によっては3GがWCDMAになっていることもあります)。

●“楽天モバイル”の実測速度を確認
※計測には、端末としてXPERIA Z1 SO-01Fを、計測アプリとして『Speedtest.net』と『RBB TODAY SPEED TEST』を利用。

楽天モバイル
SPEEDTEST 12月26日(金)
12時40分前後
12月26日(金)
22時前後
12月27日(土)
12時15分前後
12月27日(土)
21時30分前後
下り 0.57Mbps 5.39Mbps 22.3Mbps 16.17Mbps
上り 2.86Mbps 8.99Mbps 6.9Mbps 5.82Mbps
楽天モバイル
RBB TODAY SPEED TEST 12月26日(金)
12時40分前後
12月26日(金)
22時前後
12月27日(土)
12時15分前後
12月27日(土)
21時30分前後
下り 1.25Mbps 17.12Mbps 27.62Mbps 19.75Mbps
上り 4.56Mbps 10.11Mbps 10.03Mbps 7.18Mbps

 平日、土日の昼ごろと夜で計測。平日の昼以外5Mbps以上の数値で安定していたので、何の不満もなく利用できました。ただ、調子に乗って動画サービスなど多用するとスグに高速通信の上限に達してしまいそうなので、使い過ぎには注意ですね。

●関連サイト
楽天モバイル

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