格安SIMの使い勝手って気になりますよね。この記事では、最近話題になっている、もしくは話題になった格安SIMのAPN設定や実測速度を紹介していきます。今回は、突然の新規参入で話題を呼んだ『楽天モバイル2.1GBパック』を試していきます。
楽天モバイルで用意されているのは、070/080/090の番号からの音声通話の発着信に対応したプランのみ。データ通信専用のプランは、楽天ブロードバンドが提供する『楽天ブロードバンド データSIM』となります。
プラン | ベーシック | 2.1GBプラン | 4GBプラン | 7GBプラン |
高速 通信 | なし (200Kbps) | 2.1GB (超過後200Kbps) | 4GB (超過後200Kbp)) | 7GB (超過後200Kbps) |
月額 料金 | 1350円 | 1728円 | 2322円 | 3197円 |
iPhone用に、“構成プロファイル”が用意されているので、公式サイトからインストールするだけで使えるようになりなす。
●iPhoneで“楽天モバイル”を使う手順
APN | vdm.jp |
ユーザー名 | rakuten@vdm |
パスワード | vrkt |
楽天ブロードバンドの設定方法ページから、構成プロファイルをダウンロード。
インストールすれば準備完了。
モバイルデータ通信とLTE回線を使用の項目にチェックしてしばらく待つと、LTEで通信できるようになります。
●Androidで“楽天モバイル”を使う手順
APN | vdm.jp |
ユーザー名 | rakuten@vdm |
パスワード | vrkt |
認証タイプ | PARまたはCHAP |
楽天ブロードバンドで、アプリを利用した設定方法が紹介されていますが、上記のAPNなどをコピー&ペーストするだけとなっております。
“設定”を開いて“その他のネットワーク”から“モバイルネットワーク”をタップ。
次に“アクセスポイント”をタップして、右上のメニュー表示から新しいAPNを選択。
名前を会社名や契約したプラン名など判別のつく内容にして、APNには“vdm.jp”を入力。ユーザー名に“rakuten@vdm”、パスワードに“vrkt”を入力します。
下のほうへスクロールすると現れる認証タイプから“PARまたはCHAP”を選択。
モバイルデータ通信にチェックが入っているかを確認。また、ネットワークモードはLTEと3Gが含まれているものを選択(機種によっては3GがWCDMAになっていることもあります)。
●“楽天モバイル”の実測速度を確認
※計測には、端末としてXPERIA Z1 SO-01Fを、計測アプリとして『Speedtest.net』と『RBB TODAY SPEED TEST』を利用。
SPEEDTEST | 12月26日(金) 12時40分前後 | 12月26日(金) 22時前後 | 12月27日(土) 12時15分前後 | 12月27日(土) 21時30分前後 |
下り | 0.57Mbps | 5.39Mbps | 22.3Mbps | 16.17Mbps |
上り | 2.86Mbps | 8.99Mbps | 6.9Mbps | 5.82Mbps |
RBB TODAY SPEED TEST | 12月26日(金) 12時40分前後 | 12月26日(金) 22時前後 | 12月27日(土) 12時15分前後 | 12月27日(土) 21時30分前後 |
下り | 1.25Mbps | 17.12Mbps | 27.62Mbps | 19.75Mbps |
上り | 4.56Mbps | 10.11Mbps | 10.03Mbps | 7.18Mbps |
平日、土日の昼ごろと夜で計測。平日の昼以外5Mbps以上の数値で安定していたので、何の不満もなく利用できました。ただ、調子に乗って動画サービスなど多用するとスグに高速通信の上限に達してしまいそうなので、使い過ぎには注意ですね。
●関連サイト
楽天モバイル
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