2014年12月5日~7日、日本アニメの祭典である“ANIME FESTIVAL ASIA 2014”(AFA)にて、niconicoのイベントである“ニコニコ国会議”が開催された。歌や踊り、DJといったステージに加えて、手づくりプラネタリウムや『進撃の巨人』に出てくる立体機動の訓練装置などの展示ブースも用意する、盛りだくさんな内容だった(詳細はその1を読んでね)。
ちょっと間が空いてしまったが、3日間で撮影した約7000枚をくまなくチェックして60枚を選りすぐったので、その2ではコスプレ/踊ってみた/DJ、その3では歌ってみたにわけて、ステージの熱狂をお伝えしていきたい。
■笑顔にあふれていたコスプレステージ
コスプレステージは、AFAの会場に来ていたコスプレイヤーに参加してもらい、舞台上でポーズをとってアピールできるという内容になる。直近では、名古屋の町会議でも実施していたモノだ。アニメやゲームのさまざまなキャラクターが次々と登場するのを見て、生放送でも「おおおおお」や「すげぇ」などの驚きのコメントがよせられていた。
↑ベジータのモノマネで有名なR藤本さんは、MC&お手本として登場。ただ、来場者の世代的にドラゴンボールがあんまり知られていないのか、ピンと来ていないお客さんも……。
↑グループで登場してキャラになりきって演技したり……。
↑衣装だけでなく小道具もつくり込んだりと、思い思いに楽しんでいるのが伝わっていた。
■客席も一緒にダンス! 踊ってみたステージ
↑“アルスマグナ”は、私立九瓏ノ主(クロノス)学園に所属する、教師(九瓏ケントさん)と学生4人(神生アキラさん、泉奏さん、 朴ウィトさん、榊原タツキさん)、ぬいぐるみ1匹(コンスタンティン)で構成されるコスプレダンスユニット。
↑『ギガンティックOTN』や『えれくとりっく・えんじぇぅ』、『脳漿炸裂ガール』などを含む怒涛のハイテンポメドレーのほか、今年6月のメジャーデビュー曲となった『Q愛DANCIN'フラッシュ』などでキレキレな踊りを見せて、客席を大いに沸かせていました。
↑2日目には、ハッピをきて現地の参加者に『スローモーション』の振り付けを伝授して、みんなでステージで披露。1月に“アルスマグナの修学旅行 in シンガポール”で現地を訪れていたこともあってか、大勢の人が集まっていました。
↑今年7月、フランスの“JAPAN EXPO”にも出演していた“PCF”。けいたんさん、暴徒さん、ただのんさん、TAKUMAさんの踊り手4人で構成されており、けいたんさんがDJとなり、アニソンやボカロ曲のメドレーを流してひたすら踊りまくるという、すさまじいステージだ。
↑舞台をところ狭しと動きまくり! オタ芸打ちまくり! 飛びまくり! 声出しまくり! “パーティーしか愛せない系おもしろチーム”の謳い文句のとおりだと実感しました。
↑サイリウムも活用しまくりです。『Fire◎Flower』のサビでウルトラオレンジが焚かれると客席から大きな歓声が上がっていました。
↑ちなみにステージ側だけでなく、現地の猛者も客席でオタ芸を打ちまくり。すげぇ!
↑PCFは『ハレ晴レユカイ』の振り付けを現地の人々にレッスン。ニコ動初期に投稿されて、踊ってみたカテゴリーを勢いづけた“ハレ晴レオフ”の動画にも出演している“ただのん”さんがステージに立ち、みんなでお披露目していました。
↑参加者には、ただのんさんのコスプレの方も。MCの百花 繚乱さんが「ねぇねぇただのん」という感じでコスプレイヤーの方に振って、「I・am・TADANON!」と本人につっこまれる一幕も。
↑“ギルティ†ハーツ”や“牛泥棒”などのユニットにも所属するみうめさん。今回はひとりでの出演でしたが、圧倒的なカッコよさで観客を引き付けて、女性からも大歓声を集めてました。
↑笑顔が素敵なんです。
↑1日目は『ロミオとシンデレラ』と『Girls』、2日目は『Lamb.』と『威風堂々』、3日目は『被害妄想携帯女子(笑)』と『夏恋花火』といった具合に、すべてセットリストも変えてきてたのもスゴいです。
↑niconicoが生んだ踊ってみたのアイドル、愛川こずえさん。代表作である『ルカルカ★ナイトフィーバー』や『メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト』、『リリリリ★バーニングナイト』では、客席の一部もサイリウムを取り出して一緒に踊っていました。
↑『Gravity=Reality』や『プラチナ』なども披露。かわいく、そして力強い表現を見ていると心が奪われます。
↑1日目には『ルカルカ★ナイトフィーバー』をレッスンして、みんなでステージで踊っていました。さすがniconicoで450万、YouTubeで860万の再生数を誇る作品だけあって、教える前からみんな覚えてきてたそうです。
■1日3回×3日という贅沢なDJステージ
↑DJステージは、オープニング前の冒頭、お昼過ぎの途中、エンディングの大合唱前という1日3回用意。1日目のトップバッター&3日目の大トリをつとめたのが、アニソンDJのシーザーさん。
↑音はもちろん、いつもの衣装まできっちり持ってきて世界観をつくりこみます。ゆよゆっぺさんや百花 繚乱さん、一緒にJAPAN EXPOに出演したPCFらもステージに乱入してきて、異常な熱気を生んでいました。
↑ボカロPで、“DJ' TEKINA//SOMETHING”名義でDJとしても活躍しているゆよゆっぺさん。ボカロだけかと思いきや、自身の『You Need Fxxkin' Anthem』を含むEDMパートもあって、バリエーションに富んでいます。
↑ワブルベースで重低音もりもりなアレンジが、体の芯をびんびん揺さぶってきます。そして、DJなのに本人が一番動きまくっている不思議! 本当に楽しそうな笑顔からエネルギーがもらえます。
↑ボカロPの八王子Pは、『Sweet Devil』や『Baby maniacs』といった自身の曲を含むボカロミックスを披露。オシャレな音に身体を揺らして酔える感じが最高です。
↑百花 繚乱さんに「自分の曲でみんなが盛り上がってくれる気持ちってどう?」と聞かれて、「普段はみんなインターネットだと思うんですけど、こうやって生で聴いてたくさん盛り上がってくれて、本当に、本当にうれしいです」と感謝の気持ちを述べていました。
(その3に続く)
■関連サイト
ニコニコ国会議
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