ドコモが12月サービス開始のウェア型デバイス連携トレーニングサービス『Runtastic for docomo』。月額350円でジョギングやサイクリング、スクワット、腕立て伏せ、懸垂、腹部強化など6つのトレーニング支援アプリを利用できるサービスです。
これはサイクリングがスマホよりも大好きな私としては、是非体験したいサービス。ホントは編集部のオオタマンがテストする予定でしたが、ダイエット特集の仕込みで体重を増やしたものの、一切ダイエットをする気がないご様子。ということで、私がテストの恩恵にあやかることとなりました。
『Runtastic for docomo』の最大の特徴は、心拍計測可能なウェア型デバイス『hitoe』を活用したトレーニングが行なえるということ。ふだんはスマホとBluetooth通信で連携するサイクルメーター『ストラーダ スマート』を愛用している私。WahooのBluetooth心拍計を装着して活用していますが、やはり心拍センサーのバンドはジャマなもの。「このバンドが無ければなぁ」と思いながら、男性用ブラジャーよろしく胸に巻いていました。
しかし! 『hitoe』があればこのジャマなバンドとはオサラバできる! ということで、『hitoeトランスミッター 01』を装着したゴールドウィンの『C3fit IN-pulse』(12月19日発売予定)をいそいそと着込んでみた次第です。
『C3fit IN-pulse』に対応 |
↑ゴールドウィンのウェア型トレーニングデータ計測デバイスに対応。 |
すごく……タイトフィットです |
↑装着してみました。かなり伸びますがタイトフィットで、ふくよかな体型の方はそもそも着られない可能性がありそう。 |
……なかなかタイトフィットです。身長170センチ体重60キロ前後と中肉中背の私が、着る際に気合を要する密着ぶり。これ、恰幅のよい方だとそもそも着ることができない可能性もありそう。
ということで、ウェア型デバイスを着込んでトレーニングアプリ『Runtastic』を起動、Bluetoothで心拍計とペアリングします。このあたりは手慣れたものです。
ペアリング完了後、スマホをサイクルウェアのバックポケットに放り込み、自転車を自宅から出して自転車メーター『ストラーダ スマート』のスピード+ケイデンスセンサーと私物のiPhoneをペアリングしたところ、あらやだ。『ストラーダ スマート』とペアリングできちゃいました。しかもスピードセンサーともバッチリマルチペアリングしております。これ、実質Wahooの心拍センサーなんですね。
護衛艦『ひゅうが』とご対面 |
↑横須賀のヴェルニー公園で、でっかい護衛艦『ひゅうが』を横目に休憩。『すずなみ』も見えます。 |
円覚寺は紅葉がキレイ |
↑帰り道に円覚寺に立ち寄りました。紅葉がキレイですねぇ。 |
昼過ぎのサイクリング開始ということで三浦半島一周はせずショートカットコースを巡り、自宅に帰ってきました。『Runtastic』での計測を終了してアプリ画面を確認します。
サイクリングデータ |
勾配もバッチリ記録 |
ルートも確認できます |
ふむふむ。ちゃんと走行データや勾配などはデータを記録できていますね。では、肝心の心拍は?
心拍が計測できていない……だと? |
↑まさかの事態に動揺が隠せない私。どうやら心拍センサーはマルチペアリングに対応していないようです。 |
……心拍センサーがマルチペアリングに対応していないようで、心拍データが取れていません。このあたりは少し残念ですね。そういえば、自転車メーター側で心拍センサーと1回ペアリングが切れて、再接続した覚えがあります。ここで心拍センサーのペアリング先が切り替わっちゃったみたいです。
その代わりといっては何ですが、『ストラーダ スマート』側では心拍数データが取れています。メーターにもちゃんと心拍数が表示されていました。
『ストラーダ スマート』はバッチリ計測 |
↑心拍数に加えてケイデンスも計測できています。こっちにペアリングしてしまったのが敗因です。 |
『ストラーダ』の計測結果 |
心拍が計測できています |
短時間ではありますが実際に体験した感想としては、「思った以上に本格的に使える」サービスです。サイクリングだけに限定しても機能は非常に豊富なことに加えて、ジョギングなど他のトレーニングでも使えるので、運動好きにはたまらないサービスであることは間違いありません。その反面、私のように単一のスポーツにしか使わないという場合には、月額350円はお高く感じるかもしれません。
Google Eatchとも連携 |
なお、ウェア型心拍計測デバイス『C3fit IN-pulse』ですが、汗ヌケがよくないのでポタリング以上のサイクリングにはあまり向かないな、という印象。ジョギングではどうなのか、ジョガーの方に試してみてもらいたいですね!
●関連サイト
・ドコモ(サービスサイト)
・ゴールドウィン(製品サイト)
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