オープンまであと一週間に迫った池袋の新ニコニコ本社。
10月18日には、『池袋P’PARCO』の壁面ニコニコテレビちゃん巨大モニター点灯式開催と合わせて、ニコニコ本社が初めて公開となりました。
池袋のニコニコ本社がオープン間近! テレビちゃん点灯
澄み渡る池袋の空。 |
二ワンゴ社長の杉本さんと百花繚乱さんなどで、モニターのスイッチをオンに! |
巨大モニターが点灯しテレビちゃんがお目覚め! |
巨大モニターは二ワンゴ社長の杉本誠司さん、二コラジのメインMCを務める百花繚乱さん、日替わりアシスタントとなる☆カミィ☆さん、茸さん、みるきぃぬさんらの手で点灯。池袋の街にニコニコのマスコット、テレビちゃんが堂々と据えられた歴史的な瞬間です。
P’PARCO壁面にニコニコの放送や告知が随時映し出されるそうです。ショッピング中の若い人たちがつい見入っちゃいそう。
さて、モニター店頭式のあとはニコニコ本社の施設の公開となりました。ようやく明かされたその全貌は……、やはりニコニコらしかった!
池袋なので『ニコぶくろスタジオ』
ニコニコ本社なだけに重要なのはスタジオ。P’PARCOの地下1階の路上に面した1角にはガラス張りの『ニコぶくろスタジオ』が設置されていました。
『ニコぶくろスタジオ』は地下1階。 |
本格的な機材がそろったニコ生配信スタジオ。 |
ガラス張りなので外から閲覧できます。 |
平日夜には毎日、百花繚乱さんらがメインMCを務めるニコラジを生放送するほか、スタジオの貸し出しも行ないます。
スタジオに面するのは池袋の東口と西口を結ぶ交通量の多いウイロード。通りがかった人は誰でも気軽に配信の様子を観覧できます。
ネットからの差し入れが届く『nicocafe』
ニコぶくろスタジオがある地下1階から地下2階に移動すると、そこはニコニコの世界が広がっていました!
まず目に入るのはカフェスペース『nicocafe』。このnicocafeはなんとネットと融合する仕組みになっているというのですが、どういうことでしょう!?
WiFiフリーの『nicocafe』。 |
お客さんは第一に通常の飲食のスペースとして気軽に利用することができます。
ニコニコの世界観のフードメニューがたくさん。 |
テレビちゃんが散りばめられたフードや超会議で提供されたメニューなどが用意されています。
ニコニコ超会議3復刻メニュー。『一度は食べてみたいマンガ肉』(1000円) |
ニコニコ超会議2復刻メニュー。ふりかけ付き。『ライス定食』(500円) |
ドリンクバーはフードとセットで250円、単品で500円。
WiFi、電源が完備とネットユーザーにはうれしいサービスです。
飲み物はドリンクバーで。 |
nicocafeでは通常のカフェと違い、バーカウンターにはユーザー生放送ができる設備が整っています。
バーカウンターでニコ生が配信できる! |
おしゃれなバー風のインテリアですが、お酒は提供されません。かわりに(?)ニコ生配信中にネット上の視聴者からの“差し入れ”を受け取れるシステムになっています。
差し入れ用のメニューはうまい棒やニコニコカクテルなどです。
うまい棒 |
ニコニコカクテル(左)、塩水(右) |
生主とネットの視聴者を差し入れでリアルに結びつけます。
「あちらのお客様から」といって渡してくれるらしい! |
リアルとネットが融合するとはこういうことか! ニコニコらしい仕組みですね。
差し入れメニューは多数の提供があっても完食できるよう、やや控えめな量。ニコ生中のシステムとなるのでnicocafeにやってきても注文できないのでご注意!
オリジナルグッズもつくれる『ニコニコショップ』
nicocafeの隣には、ニコニコならではのグッズが手に入るショップがあります。
ニコニコならではのグッズが買える。 |
オリジナルグッズもオーダーできる! |
マグカップやTシャツ、缶バッジなどに好きなデザインができる “ニコニコ製作所”のサービスも実施。生放送用にオリジナルグッズをつくりたい生主はここに駆け込みましょう!
レンタル可能な広いイベントスペース
カフェスペース、ショップとご紹介しましたが、ニコニコ本社はやはり生主のためのスペースの比重が大きかった。
フロアの半分以上を占有するのは、最大で113.93平米の広さが調節できる多目的のイベントスペース。3つの区画に仕切ることが可能で、モニターや配信、音響機材も備えつけられています。もちろんレンタルに対応なので、生主や企業が配信やイベントのためにスペースを利用できちゃいます。
4面マルチモニター設備のイベントスペースも。 |
巨大な4面マルチモニターが設置されたイベントスペースもあります。こちらのモニターでは、キネクトで前に立った人の影を投影。ニコ生のコメントにヴァーチャルで触れることができます。
コメントを手で触れる! |
イベント未開催時にはコメントを触って崩せる体感型アトラクションとして遊べるそうです。
以上、オープン間近となるニコニコ本社の設備レポートでした。
やはりニコニコの拠点となるだけに、配信設備が充実していました。それでいて、カフェスペースなど生主じゃなくても楽しめる仕組みがたくさん! 池袋の中心的なスポットになること間違いないです。
グランドオープンはいよいよ10月25日。当日はドワンゴが運営するコスプレイベントも開催と池袋がアツイとしか言いようがありません。
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