Nexus6、9などが正式発表 Android5.0のコードネームはLollipop【日本発売日決定】

2014年10月16日 02時45分更新

　GoogleはAndroid 5.0（Lollipop、ロリポップ）を搭載した『Nexus 6』、『Nexus 9』、『Nexus Player』を発表しました。

●Nexus6

　Nexus6はモトローラ製で5.96インチWQHD（1440×2560ドット）解像度の有機ELを搭載。CPUはクアッドコア、2.7GHzの『Snapdragon805』。光学式手ブレ補正が可能な1300万画素。見た目は『MotoX』と酷似していますが、ディスプレーや大きさが異なる新しい端末となっています。

・おもなスペック
OS：Android5.0
通信：IEEE802.11ac（MIMO）、NFC、Bluetooth4.1、GSM、WCDMA、LTE
ディスプレー：5.96インチ有機EL（1440×2560ドット、493dpi）
CPU：Snapdragon805（2.7GHz、クアッドコア）
メモリー（RAM）：非公開
内蔵ストレージ：32、64GB
カメラ：1300万画素（インカメラ200万画素）
バッテリー：3220mAh
サイズ/重量：82.98（W）×10.06（D）×159.26（H）mm/184g

●Nexus9

　Nexus9はHTC製で、8.9インチQXGA（1536×2048ドット）解像度、画面比率4対3のIPS液晶搭載のタブレット。バッテリー容量は6700mAh、CPUはどちらもNVIDIA製『Tegra K1』を採用。LTEとWiFiモデルがあり、どちらもIEEE802.11ac 2×2（MIMO）、LTE版は5種類のHSPA周波数帯に対応。また、別売の純正マグネット式高感度キーボードを用意しているようです。

・おもなスペック
OS：Android5.0
通信：IEEE802.11ac（MIMO）、NFC、Bluetooth4.1、（LTE版のみ：GSM、CDMA、HSPA、LTE
ディスプレー：8.9インチ液晶（1536×2048ドット、288dpi）
CPU：Tegra K1（64ビット、最大2.3GHz、4+1コア）
メモリー（RAM）：2GB
内蔵ストレージ：16、32GB
カメラ：800万画素（インカメラ160万画素）
バッテリー：6700mAh
サイズ/重量：153.68（W）×7.95（D）×228.25（H）mm/425g（WiFi版）、436g（LTE版）

●Nexus Player

　Nexus PlayerはASUS製のAndroid TV搭載セットトップボックス。CPUはインテル製で1.8GHzのクアッドコア『Atom』。付属のBluetoothリモコンで操作でき、別売でコントローラー『Gamepad for Nexus Player』も用意されています。また、Chromecastと同様の動作をする“Google Cast”に対応しており、各AndroidデバイスやiOS、Chromeブラウザーなどからのキャストも可能です。

・おもなスペック
OS：Android TV（5.0ベース）
通信：IEEE802.11ac（MIMO）、Bluetooth4.1ほか
CPU：Atom（1.8GHz、クアッドコア）
メモリー（RAM）：1GB
内蔵ストレージ：8GB
インターフェース：HDMI、マイクロUSB
サイズ/重量：120（W）×20（D）×120（H）mm/235g

●Android 5.0（Lollipop）

　上記3つのデバイスに搭載される予定のAndroid5.0は今まで開発者向けプレビューで“Android L”と呼ばれており、コードネームは“棒付きアメ（ペロペロキャンディー）”を表す“Lollipop”に決定。Googleの提唱するレイヤー表現が施されたシンプルな“マテリアルデザイン”およびランタイムに“ART”を採用。通知画面のレイアウト変更やロックスクリーンへの通知および起動、端末を他人に短時間貸すときに便利な“ゲストアカウント”機能が新たに実装されています。また従来より約90分以上長持ちする“Project Volta”の適用などが施されています。

　既存のNexusへの適用は数週間後以内に配信としており、対象端末はNexus5、7、10と各Play Editionの端末。Nexus7に関しては年表記がされていませんでした。

●Nexusの登場時期は？