NVIDIAはTegra K1搭載の8インチタブレット『SHIELDタブレット』のバージョンアップを発表した。
OTAでのアップデートは11月中を予定している。主な内容は以下の3点。
・Android5.0 Lollipop
独自のペイントアプリ“Dabbler”も、Android5.0 Lollipopの“マテリアルデザイン”に合わせたインターフェースに変更し、レイヤー機能やTwitchでの“お絵かき配信”に対応する。
さらに、SHIELDタブレットでのゲームポータルとなる“SHIELD Hub”も11月末にアップデートする。PC内にあるゲームをインターネット越しでストリーミングプレイできるようになり、後述のGRIDへも対応する。
・Valveゲーム『Half-Life 2: Episode One』などのバンドル
ゲーム販売サイト『Steam』で有名なValve製作の代表的タイトル、Half-Life(ハーフライフ)シリーズの、『Half-Life 2: Episode One』がTegra K1に最適化され、SHIELDタブレットに独占的に提供される。
海外版の32GB LTEモデルでは“Green Box”として、『Potal』や『Half-Life2』とともにバンドルされて提供される(日本国内では対象外)。
また、新たにSHIELDに最適化された3つのタイトルも発表された。
OddWorld: Stranger's Wrath
↑西部劇ふうの世界で賞金稼ぎとなるアクションシューティング。 |
Pure Pool
↑マルチ対戦機能もあるビリヤード。 |
Strike Suit Zero
↑宇宙空間で戦闘機を操るシューティング。 |
・NVIDIA GRIDを用いたオンデマンドゲーミングサービス
NVIDIA GRIDはGeForce GPUを搭載したサーバー上で動くゲームをストリーミング配信し、SHEILDなどデバイス上で動かす仕組みだが、北米では今月11月、西ヨーロッパでは12月、アジア圏では来年2015年からサービスを開始する(日本国内は不明)。『Batman Arkham City』や『Borderlands 2』、『Psychonauts』など、20以上のゲームタイトルがすでに準備されているとのこと。
なお、SHIELDタブレットやSHIELDポータブルでは2015年6月30日まで無料でGRIDサービスが使用できる。
●SHIELDタブレット主なスペック
OS:Android4.4(2014年11月5日現在)
プロセッサー:NVIDIA Tegra K1、CPU:ARM Cortex A15(最大2.2GHz)、GPU:192コア GeForce“Kepler”GPU
液晶ディスプレー:8インチIPS(1920×1200ドット)
メモリー/ストレージ:2GB/16GB eMMC
カメラ:500万画素/500万画素(イン/アウト)
通信機能:IEEE802.11a/b/g/n(5GHz、2×2MIMO対応)、Bluetooth 4.0
インターフェース:Mini HDMI1.4a、マイクロUSB、Micro SDカードスロット(最大128GB)ほか
バッテリー容量:19.75Wh(HDビデオ再生約10時間)
サイズ/重量:221(W)×126(D)×9.2(H)mm/約370g
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