LINEから大量の新サービスがリリースされた。なかでも注目は『LINE MUSIC』と『LINE Pay』。前者はソニーミュージック(Sony Music)、エイベックス(AVEX)と新会社を立ち上げてのサービスインとなるためカタログの充実が、後者は同時に発表されたタクシー配車をはじめ、さまざまなリアルコマースとの連携が期待される。11月に予定されていたIPOの延期が惜しまれるところだ。
【10/6】
■クラウド会計ソフトのfreeeが給与計算ソフトをリリース
『クラウド会計ソフト freee』を提供しているfreeeが『クラウド給与計算ソフト freee』正式版をリリースした。従業員自身がブラウザーから勤怠情報を入力することで、給与額の計算、給与明細、社会保険や年金の支払いに関する書類作成などを1クリックで作成できる。基本プランは月額1980円で、従業員3人まで利用可能。4人以上の場合は追加1人につき月額300円が必要となる。無料のお試しプランも用意されている。(関連サイト)
■HPがPC・プリンター事業の分社化を発表
米ヒューレット・パッカード(HP)は、エンタープライズ部門とPC・プリンター部門の2つの上場会社に分社化することを発表、株主に対する非課税の株主割当増資によって実施する。社名はそれぞれ『Hewlett-Packard Enterprise』、『HP Inc.』となり、2015年度末(10月)までに完了の見込み。発表を受け株価も一時上昇した。(関連サイト)
■パイオニア、国内初のCarPlay対応車載ユニット発表
パイオニアは、アップルの“CarPlay”に対応した国内初の車載ユニット『SPH-DA700』を発表。6.2型ワイドVGAモニターを搭載したカロッツェリアのAVメインユニットとなり、Siriを使った音声コントロールや、タッチパネルを使ったマップ、通話、メッセージ、音楽の再生などが可能になる。また、iPhoneやUSBメモリー内の楽曲をノンストップ再生する“MIXTRAX”機能も搭載する。(関連サイト)
■Ustream、アーカイブ映像の保存期間を30日間に
Ustreamは、アーカイブ映像(過去の番組)の保存期間を変更、番組放映後30日を過ぎると自動的に削除されると発表した。最初に告知した際は10月10日より削除を実行するとしていたが、大量に動画を保存していたユーザーからクレームが殺到し、後に11月1日へと期間が延長された。引き続きアーカイブ映像を保存するには10月31日までに『Ustream Biz』または『アドフリープラス』に申し込むか、ユーザー自身でダウンロードする必要がある。(関連サイト)
【10/7】
■Facebookをかたるフィッシングサイトに注意
フィッシング対策協議会は、「Facebookをかたるフィッシングサイトの報告があった」との緊急情報を出した。このサイトのURLは「http://●●●●.93.119/facebook.com/」となっており、Facebookのログイン画面を装っている。メールアドレスやパスワードなどのアカウント情報を入力すると、個人情報の流出となるおそれがあると注意を促している。(関連サイト)
■SmartNews、米App Storeニュース部門で1位獲得
10月2日に米国版がリリースされた『SmartNews』が、アメリカ版App Storeのニュース部門で1位(10月9日現在7位)を獲得した。日本とは異なり、単体メディアのニュースアプリが主流の米国において、CNET、TechCrunch、Huffington Postといった15メディアのニュースをいちどにチェックできる『SmartNews』がユーザーの興味を集めたようだ。(関連サイト)
■Twitter、情報開示を求め米司法省を提訴
米Twitterは、米司法省に対して情報開示の権利を求めて北カリフォルニアの裁判所に提訴したと発表。訴状によると、現在は政府からのユーザー情報開示要請の内容や件数を公表できないため、正確な「透明性レポート」を公開できない状況にあるためとしている。(関連サイト)
【10/8】
■Facebook、モバイルや位置情報を利用した広告商品を強化
Facebookは、4月に発表したモバイルユーザーのアクティビティーに基づいてターゲティングされた広告を表示する、アプリ向け広告ネットワーク『Audience Network』を一般広告主向けに公開した。また、位置情報を有効にしているユーザーが広告主の店舗に近づくと、ニュースフィードに広告が表示される位置ターゲティング広告『Local Awareness』も同時に公開された。(関連サイト)
■「いいね!」が「ええやん!」? Facebook、関西弁機能をリリース
Facebookは、Facebook上で使える言語設定に“日本語(関西)”を追加した。選択すると“いいね!”が“ええやん!”に、“コメントする”が“つっこむ”に、“シェア”はなんと“わけわけ”にというように機能名がすべて関西弁になるほか、投稿欄に表示される“今どんな気持ち?”が“なにしてるん?”になるなど、細部まで徹底して関西テイストに変更される。なお、元に戻すには画面右上の“設定”から“言語”を“日本語”に変更する。
■ANA、2015年より国内線でも機内インターネットサービスを開始
ANAは、現在一部国際線で提供している機内インターネットサービス『ANA Wi-Fiサービス』を、2015年内に国内線でも導入すると発表した。対象となる機材はB787-8、B787-9、B777-200、B777-300など合計約100機。また、国際線でも対象機材を拡大し、将来的にはすべての国際線運行機材に機内インターネット装着を目指すという。(関連サイト)
【10/9】
■Amazon、アスリート支援サイトをオープン
Amazonは、世界レベルの競技大会で入賞を目指しているアスリートたちに『ほしい物リスト』を通じて個人的に支援できる特設サイトをオープンした。サイトには選手が遠征や練習で必要なものがリストアップされており、ユーザーが購入することでサポートできる。当初はテニス、ハンドバイク、車いすフェンシングなど1団体8人が対象、東京オリンピック、パラリンピックが開かれる2020年までの長期的な取り組みになるという。(関連サイト)
■LINEカンファレンス開催。新サービスが続々登場
LINEは、同社のメッセージングアプリ『LINE』についての事業戦略発表イベント『LINE CONFERENCE TOKYO 2014』を開催。サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス『LINE MUSIC』、アプリ上で送金、決済が行なえる『LINE Pay』、タクシー配車サービス『LINE TAXI』、フードデリバリーサービス『LINE WOW』、法人、個人を問わずすべてのユーザーが取得できる『LINE@ ID』、商業施設のナビゲーションに特化した地図アプリ『LINE Maps for Indoor』など多数の新サービスを発表した。(関連サイト)
■『freee』がカード決済サービス『Coiney』と連携
クラウド会計ソフト『freee』は、スマホ、タブレットがクレジットカード決済端末になるサービス『Coiney』と提携、両サービスの連携設定を行なうことによって、自動的に『Coiney』から売上高と決済手数料が『freee』に仕訳形式として反映されるようになった。(関連サイト)
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