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アップルが待望のスマートウォッチ『Apple WATCH』を発表

2014年09月10日 03時07分更新

 アップルは9月10日、スペシャルイベントで、クイックホイールで操作でき、写真、ビデオ、音楽を楽しめるほか、フィットネス機能を搭載したスマートウォッチ『Apple WATCH』を発表しました。

 CPUは独自設計のチップS1を採用。利用にはiPhone5、5c、5s、6、6Plusのいずれがか必要です。『Apple WATCH』、『Apple WATCH Edition』、『Apple WATCH Sport』の3エディションがあり、価格は349ドル(約3万7000円)。販売は2015年初頭を予定。

Apple WATCH

 内蔵スピーカーとマイクで電話に出ることもでき、iPhoneへの転送はもちろん、車載用Bluetoothヘッドセットに転送することも可能です。Apple Watchを手で覆うことで着信音をミュートできるようです。

Apple WATCH

 右サイドには“デジタルクラウン”と呼ばれるダイヤルと、電源ボタンがあり、タッチ操作する指で隠れてしまうような細かい操作のときには、デジタルクラウンで拡大縮小、上下操作が行なえます。また、デジタルクラウンを押すとホーム画面に戻ることができます。

Apple WATCH

 小さな画面の中で地図表示ができるだけでなく、道を曲がる際、振動して知らせてくれるなど、ナビゲーション補足機能をもちます。また、Apple WATCH上で地図を操作すると、iPhone側のGPSとWiFiを使って正確な位置を計測するほか、ログも記録。

 連携機能は豊富で、iPhoneのカメラのビューファインダーとして使えたり、Apple TVやiTunes、Siriとも連動できるようです。また、新しく発表された電子決済システム“Apple Pay”も利用できます。

Apple WATCH

 時計の裏面には4つのレンズがあり、こちらは心拍計として脈拍を計測できます。

Apple WATCH

 計測した脈拍は、アップルウォッチ同士で共有も可能とのこと。

Apple WATCH

 Twitter、Facebook、Piterest、Nike、America Airlineなどのアプリがすでに対応を予定。

 メッセージへの返信は、定型文か、音声入力か、アニメーションの絵文字を選択で、簡単に楽しいコミュニケーションができるようです。

Apple WATCH

 充電はマグネットチャージャーで。

Apple WATCH

 ユーザーは購入時に38ミリと42ミリサイズを選択できます。どちらのモデルもRetinaディスプレーに対応。

Apple WATCH

 Apple WATCHの表面はダイヤモンドの次に丈夫なサファイアガラス、裏側はセラミック、スチール部分はステンレス。ステンレススチールと、スペースブラック・ステンレススチールの2色を用意しています。

 Apple WATCH SPORTはガラスディスプレーで、シルバーアルミニウムとスペースグレーアルミニウムの2色。

 Apple WATCH EDITIONはサファイアガラスに18Kイエローゴールドと18Kローズゴールドの2色から選べます。基調講演ではシャワーを浴びているシーンがあったことから、いずれも防水仕様と考えられます。

 さらにスタイルに合わせてベルトを交換することができます。

Apple WATCH

 高級腕時計を彷彿させるステンレススチール(ステンレススチール、スペースブラック)。

Apple WATCH

 編み上げたようなメタルメッシュのミラネーゼループ。

Apple WATCH

 NASAの無人火星探査車のパラシュートと同じ素材を使ったレザー(ソフトピンク、ブラウン、ミッドナイトブルー)。

Apple WATCH

 柔らかなキルト調のレザーループ(ストーン、ライトブラウン、ブライトブルー)。

Apple WATCH

 なめし革のダッチレザー(ブラック)。

Apple WATCH

 高性能フルオロエラストマー素材のスポーツバンド(ブラック、ホワイト)があります。

Apple WATCH

 アップルはSDKを公開し、来年の後半にはフルネイティブアプリが続々登場する予定です。

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