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ミニミニなGALAXY S4や本社ビルを買いに行ってきた

2014年07月02日 12時00分更新

  日本から一番近い海外として台湾と共に人気の韓国。モバイル関係のお土産ならばいつも訪れるソウルの“あのお店”は外せません。今回も面白いグッズを探してきたのでご紹介しましょう。

Samsung d'light shop
↑ソウルのアキバは地盤沈下中。

 ソウルの電脳街といえばヨンサン(龍山)エリアが有名です。ここは電脳系のお店が集結していて、一昔前なら地元の人や観光客で大きくにぎわったものでした。ですが“韓国の秋葉原”として勢いのあった時代も昔の話。SIMフリーの韓国スマートフォンをどこからか仕入れて安く売るお店などもほとんどが撤退してしまいました。駅から歩道橋直結の電脳ビルも解体中で、ホテルに生まれ変わるそうです。

Samsung d'light shop
↑ソウルに行ったらサムスンのお店は必ず行こう。

 そんなわけでアジアの怪しい系電脳街というものは韓国から消滅しつつあるのが現実なのです。ちょっと寂しいのですが、でもその一方では韓国は世界の携帯電話シェア1位のサムスン電子の母国。同社のソウル本社があるカンナムにはショールームとショップを兼ねた『Samsung d'light shop(デライト・ショップ)』があります。

Samsung d'light shop
↑アクセサリやケース類も豊富に在庫。

 d'light shopは地下鉄2号線カンナム駅8番出口直結とアクセスも便利。韓国でしか発売されていないスマートフォンやアクセサリを見ることもできるので、筆者もソウル訪問時は必ず立ち寄っています。

Samsung d'light shop
↑Samsung Galaxy S5 Broadband LTE-Aを見よう。

 2014年7月は発売されたばかりの最新スマートフォン、“Samsung Galaxy S5 Broadband LTE-A”が大々的にアピールされていました。最速通信速度は下り225Mbps、ディスプレイも2Kに解像度が上がったハイエンド製品。韓国人ならここで購入してそのまま契約もできるのがうらやましい。

Samsung d'light shop
↑韓国版は日本語も乗ってるのね。

 展示されている『S5』は韓国キャリアのSKテレコム向けの製品でしたが、残念なことにSIM無し。高速通信は体験できなかったものの、解像度なディスプレイなど標準モデルとの違いは実際にいじってみるとよくわかります。韓国版は日本語に何気に対応しているのでつい欲しくなっちゃいますね。

Samsung d'light shop
↑ショップの奥に新しいコーナーが出来ていた。

 店内には他にも最新の同社端末やアクセサリがずらりと並んでいますが、奥へ進むと“Samusng the nanum gallery”というコーナーが出来ていました。ここで売られているモノの売り上げの一部は子供たちの教育や自然環境保護などに利用されるとのこと。ではどんなものが売られているんでしょう?

Samsung d'light shop
↑GALAXYユーザーのお土産にナイスなアイテムが売っている。

 コーナーの左側は“Samsung Collection”と題して同社のロゴ入りグッズが売られています。商品に入っているロゴは普段見かける楕円のものではなく、特別にデザインされたもの。純然たるノベルティーグッズではありませんが、GALAXYシリーズを使っている人向けのお土産が見つかりそうです。

Samsung d'light shop
↑GALAXY S4とデジカメのNX300を発見。

 様々なグッズが売られている棚を見ると、『GALAXY S4』とミラーレスカメラの『NX300』を発見しました。画面やボタン類を見ると実機ではありません。ここはモックアップも売っているのでしょうか?売り上げを教育関係に寄付することを考えると、モックを売るのは悪くないアイディアです。

Samsung d'light shop
↑なんとミニチュアのUSBメモリだった。

 ところが本物のモックと思ったら、これらは手のひらに乗るミニチュアのフィギュアだったんです。しかもそれぞれがUSBメモリになっているという凝りよう。また「こんなものまで?」と思えるのが洗濯機?そういやサムスン電子の洗濯機はバブルなんとかという洗浄方式で汚れがよく落ちると聞いています。洗濯機マニアも思わず喜んじゃうグッズかも。

Samsung d'light shop
↑サムスン本社ビルもメモリになってる(笑)。

 ミニチュアフィギュアのメモリは4種類。紹介した3つに加え、もう1つはなんとサムスン電子の本社ビル。さすがにこれ買うのはよほどのサムスンマニアかもしれません(笑)。メモリ容量はGALAXY S4と本社ビルが8GB、NX300と洗濯機が16GB。値段の差は造形のしやすさではなくメモリ容量の差のようです。

Samsung d'light shop
↑ちょっとお安いキーホルダーも4種類。

 同じフィギュアを使ったキーホルダーも売っています。こちらはメモリが無い分価格は1000円台とお安め。この価格ならお土産に数個買ってもおサイフに優しいですね。

Samsung d'light shop
↑並べてみると欲しくなる。

 どうせなら今後出てくるスマートフォンはすべてこのキーホルダーやUSBメモリも同時に販売してほしいところ。ちょっと前に日本でもケータイのミニフィギュアが流行ったことがありますが、スマートフォンのフィギュアも出してほしいものです。

Samsung d'light shop
↑TVのミニチュアまで!なんでもやっちゃうぞ。

 他には85インチの曲面ディスプレイTV(世界最大?)を小さくしたフォトフレームや、TVのスタンドをこれまたミニサイズにしたスマートフォン台などいろんなものをミニチュア化しちゃってます。

Samsung d'light shop
↑ここまで来るとマニアでも追いつけない?

 そして極め付けと言えるのがこちら。同社のレーザープリンター『SL-M2820』を小型化した文具。正方形のポストイットをセットし引き出せるようになっています。このプリンターって韓国のオフィスならどこにでもあるんでしょうかね。どんな人がこれ買うんでしょう(笑)。

Samsung d'light shop
↑環境保護を支援するベジタリアンプラネット。

 こちらのコーナーは“ベジタリアンプラネット”と題して、野菜の色をモチーフにした文具などが売られています。こちらの製品は売り上げが環境保護に利用されるとのこと。女性好みのグッズなどもいろいろと売られています。

Samsung d'light shop
↑スワロフスキーとのコラボアクセサリ。

 さていつものお店のほうへと戻りましょう。d'light shop内で一番目立つのは各端末向けのカバー類の販売コーナーですが、同じエリアに並べてあったのが白い四角い箱に入った宝石のようなグッズ。箱を見るとスワロフスキーのロゴが入っています。

Samsung d'light shop
↑Gear Fitのバンドにつけるアクセだった。

 箱には“Samsung Gear Fit SLIDER”と書かれています。そう、これリストバンド型端末の『Gear Fit』のバンドにつけるアクセサリなんですね。さすがに男性向けではありませんが、女性のFitユーザーへのいいお土産になるかも。

Samsung d'light shop
↑GALAXY S5のスワロフスキーカバーも。

 こちらは“いかにも”なスワロフスキーの宝石をちりばめたGALAXY S5用カバー。お値段は1万円くらい、思ったよりも高くはないのかな。

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↑Gear2用のリストバンドもブランドコラボ品。

 またスマートウォッチの『Gear2』、『Gear2 Neo』ようの付け替えリストバンドも売られています。Moschinoとコラボしたバンドはまだ他の国では売っていないかも。

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↑GALAXY Tab Sはその場で購入も可能。

 端末のほうは発表されたばかりの『GALAXY TAb S』10.5インチ版が早くも売られていました。こちらはWiFiモデルなので通信キャリアとの契約は不要、観光客でも単体購入が可能です。

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↑ズームレンズが伸びちゃうGALAXY Zoom2も欲しいぞ。

 他にも韓国で発売されたばかりの『GALAXY Zoom 2(GALAXY K Zoom)』も売られていましたが、こちらはLTEモデルなので契約が必要。カラフルなサードパーティー製のカバーを見るとつい欲しくなってしまいますね。ソウルでお土産探しに困ったらここへ立ち寄ることをお勧めします。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
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