本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法を紹介しています(関連記事はこちら)。
ウェブサイトで公開されているMac用アプリは、ディスクイメージ形式(DMGファイル)で提供されることが一般的です。ダブルクリックして開けばマウント、ゴミ箱へ捨てればアンマウントと、物理的に存在するディスクのように扱えるので重宝しますが、マウント時にチェックサム(データが当初のものから変更されていないか確認するための符合)を調べるため、少し待たされます。
ターミナルで以下のとおりdefaultsコマンドを実行すると、このチェックサムの処理を省略できます。
ディスクイメージをマウントするときのチェックを省略する
defaults write com.apple.frameworks.diskimages skip-verify -bool true[enter]
初期値に戻す(マウントするときにチェックする)
defaults delete com.apple.frameworks.diskimages skip-verify [enter]
チェックを省略すると安全性は低下しますが、マイナーなウェブサイトは利用しない、アプリなど実行形式のファイルを含むディスクイメージは利用しない、という場合には有用な機能です。
ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。
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