週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

OS Xのターミナルで唱えるおまじない「defaults」コマンド入門|Mac

2014年03月05日 21時00分更新

 Macのユーティリティーフォルダーにある「ターミナル」アプリ。存在は知っているけれど起動したことがない、起動したけれどわけがわからずすぐ閉じた、というMacユーザーも多いのではないでしょうか? そもそも、コマンドを使う意味がわからないという声も聞こえてきそうです。

terminal_itunes

 極端な言い方ですが、コマンドの意味がわからなくてもかまいません。効果がわかればいいのです。そして、その効果を知る最短距離にあるのが「defaults」、アプリの「ウラ設定」を有効にするコマンドです。

terminal_itunes

 まずは基礎中の基礎から話を始めてみましょう。「ターミナル」を起動し、「$」の後ろに四角いカーソルがあることを確認してください。これが、コマンド入力待ちの状態です。

 コマンドはキー入力が基本ですが、コピー&ペーストでもかまいません。今回はdefaultsコマンドの効果を知ることが目的ですから、以下の文字列をコピーし、ターミナルにタスクを切り替えペーストしてみましょう。

defaults write com.apple.iTunes high-contrast-mode-enable -bool true

terminal_itunes

 なお、ペーストしたあとには「enter」キーを押すことを忘れずに。「enter」キーを押すことで、入力作業の完了とコマンドの実行開始をMacに伝えるのです。すぐに新しいプロンプトが表示されますから、それでコマンドの効果が効いた状態になります。

 では、iTunesを起動してください。ふだんは背景色が白のはずですが、黒に変わっていますよね? iTunesの環境設定画面にそのような項目はありませんが、defaultsコマンドを使えば、このような隠し設定を引き出せるのです。

terminal_itunes
terminal_itunes

 ほかにも、Kindle本「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。

 さて、2月28日発売のMacPeople4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。そのほか、2014年知っておきたい最新テクノロジー解説、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくり楽しんでいただけること間違いなしです。

4月号はPortableと両Airが目印
MacPeople 4月号(2月28日発売)
Amazonで購入は表紙をクリック

 Macintosh 30周年特集の第1弾は、3月号(1月29日発売)。初代Macintoshのさまざな写真はもちろん、SE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macを紹介していますので、ぜひセットでご購入ください。そのほか、超ド級スペックのMac Pro徹底解剖、iPhoneで操作できるデジタルガジェット大全、ブラウザーの超便利拡張機能などなど見逃せません!

3月号は初代Macと最新Mac Proが目印
MacPeople_2014_03
Amazonで購入は表紙をクリック

MacPeopleはNewsstandでも配信中
1ヵ月の定期購読なら最新号が600円!

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう