週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

話題のビール泡立てマシーン『コク泡』でサワーやマッコリも泡アワになる?

2014年06月22日 14時00分更新

 あ、泡が……。

コク泡

缶ビールの泡をきめ細かく注げる『コク泡』

 缶ビールの泡をきめ細かくつくってグラスに注げるハンディビアサーバー『コク泡』。価格は直販で3132円。『コク泡』は2013年に販売開始されてから話題となり、今年はさらに対応する缶ビールの種類を増やした新バージョンの『コク泡』(GH-BEERB)が登場。

泡の秘密は超音波
コク泡
『コク泡』を手に取ってみるとこんな感じ。小型軽量でしっくりと手になじみます。缶ビールを注ぎ入れるときに超音波で泡を立てる仕組みになっています。単3電池2本を使用。製品のカラーは白と黒の2種類あります。
対応する缶ビールが増えた
コク泡
缶ビールの飲み口に付ける部分のパッキンが改良され、装着できるビール缶の種類が増えています。

 今年の『コク泡』(GH-BEERB)は、缶ビールの飲み口に付ける部分のパッキンが改良されたようです。口径が狭いタイプの缶にも対応するので、『コク泡』に装着できる缶ビールが増えました。対応する缶ビールの詳細は製品公式ページを確認してください。

コク泡

 飲み助さんにはうれしい、350ミリリットルと500ミリリットルの缶ビール両方に対応です。

『コク泡』を試してみました

コク泡

 私ナベコ(20代女子←アピール)がさっそくコク泡の実力を試してみます。ちなみに私は、食事でいうとパンより米派ですが、麦(ビール)は3度の食事より好んでおります。

 まず500ミリリットルのビール缶に『コク泡』を装着。『コク泡』を装着した状態で缶をそのまま傾けると、普通にビールが液体として出ます。始めはそのようにしてコップにビールを注ぎ込み、コップの7分目位までを黄金色で満たしましょう。

泡スイッチをオン
コク泡

 取っ手の上部に泡モードのスイッチがあります。押し上げるとLEDが赤く点灯します。これで泡モードがオン。この状態でビールをグラスに注ぎ入れると……。

普通に注ぐ感じで泡が出る
コク泡

 「う~」という軽い電子音と共に、フワッフワの泡が繰り出されます。なんというか、普通に注ぐだけなのですが、出てくるものが液体じゃなくて泡になっている、という感じです。スイッチを押し上げながら注ぐだけで、技術やコツは一切不要です。

『コク泡』の泡はクリーミーだった
コク泡

 『コク泡』でできた泡は普通に缶ビールを注いだときにできる泡立ちとは異なり、きめ細かい感じがします。それは目で見た感じや味でも確かにわかります。口に入れたときに泡がまろやかなんです。通常の泡立ちよりずっと泡がもつので、ビールのうまさを閉じ込める役目にも期待できます。

 ぷはぁっ。お風呂上がりの一杯にぴったり!

ビール以外でも『コク泡』を試してみた

コク泡

 こうもうまく泡立つと、ほかの液体でも泡をつくれるのか試してみたくなるのが人のサガ。本来の用途とは異なるのですが、ビールとは違う3つの飲み物を用意しました(※『コク泡』自体はビール以外の飲み物の泡立てには対応していません)。 炭酸があるもの、炭酸がないものという区別で飲み物をチョイス。うーん、どういうわけか意図せずお酒だけが集まってしまいました。ケアレスミスに違いありませんが、躊躇しても仕方がないのでさっそく試してみましょう。

『コク泡』×缶酎ハイ
コク泡

 まずは缶酎ハイで試してみました。もちろんですが、酎ハイには炭酸が入っていますが、一体どうなるのでしょう。

コク泡

 あ、あ、泡が出る!だけどすぐに消えてしまう……。

コク泡

 なんということでしょう。確かに酎ハイに『コク泡』を使用すると、注ぐ瞬間は電子音とともに白い泡が出るのです。一瞬はグラスの上部が泡アワになり、「これはイケた」と思うのですが、すぐに泡はかき消えてしまいます。考えてみると、チューハイの泡って残らないもんなぁ。少しがっくりきてしまいましたが、気を落とさず次に挑戦です。

『コク泡』×微炭酸マッコリ
コク泡

 お次は発泡性が少しあるマッコリです。マッコリはさらに乳製品という特徴がありますが、どうなるでしょうか。

コク泡

 泡、泡、泡……。とてもいい感じに泡が注ぎ込まれています。

コク泡

 フローズンのようなきめ細かい泡を出すことに成功しました。少し持続性もあり、味は甘さが増したような感じでした。

コク泡

 『コク泡』と微炭酸マッコリの相性はグッドでした。ふんわりと泡をつくることができ、デザートのように甘くてまろやかな味わいを楽しむことができます。ただし、ビールまでは泡は持続しません。が、それでもチューハイよりは泡が長持ちするのがうれしいです。女子受けすること間違いなしのおいしさで、今回の実験でイチバンの収穫になりました。

『コク泡』×お茶割り
コク泡

 最後は焼酎のお茶割りです。こちらはもちろん炭酸は入っていません。

コク泡

 残念なことに、泡スイッチをオンにしてもいっこうに泡が出ません。普通の液体が出てくるばかりです。

コク泡

 お茶割りの場合は特に『コク泡』を使っても特に泡立ちませんでした。

 実験は以上です。いかがだったでしょうか。『コク泡』は通常どおり缶ビールで使用すると、フワッフワの長持ち泡を出すことができる。マッコリと意外に相性がよい。チューハイの泡はすぐに掻き消えてしまう。お茶割りだと無反応である、などがわかりました。

 しかしそもそも、超音波で泡をつくるということは、微妙な振動を発泡性の液体に加えて泡を出しているということ。だから、もともと発泡性ではない液体に『コク泡』を使っても泡がつくれるわけなどありません。そう気が付いたのは実験の翌日のこと。実験の後はというと、勢いづいてしまい最後には日本酒まで取り出してヘベレケに……。

 なにはともあれ、ビールの泡最高! 超音波バンザイ! 『コク泡』バンザイ!

●製品名:コク泡
●型番:GH-BEERB
●メーカー名:グリーンハウス
●直販価格:3132円

関連サイト
グリーンハウス

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります