本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法を紹介しています(関連記事はこちら)。
ファイルをコピーしたとき、ゴミ箱へ捨てたとき……。Finderでファイルを操作すると効果音が再生されます。しかし、音楽を聴いているときに効果音が聞こえると興ざめですし、かといって全体を消音(ミュート)するわけにもいきません。そんなときにFinderの効果音を消すdefaultsコマンドがあります。
「システム環境設定」の「サウンド」パネルにある「ユーザインターフェイスのサウンドエフェクトを再生」のチェックを外すと、システムの操作音を消去できますが、以下のコマンドを実行すると、Finderに限定して音を消すことができるのです。
以下のとおりターミナルでdefaultsコマンドを実行しましょう。
defaults write com.apple.finder FinderSounds -bool false [enter]
killall Finder [enter]
これでFinderの効果音のみ、再生されなくなります。
続いて、元に戻します。
defaults delete com.apple.finder FinderSounds [enter]
killall Finder [enter]
Mac操作中に気持ちよく音楽を楽しみたいときは、ぜひお試しください。
ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。
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