週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

OS Xの共有領域の「.DS_Store」ファイルを消すターミナルコマンド|Mac

2014年06月04日 21時00分更新

 本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法を紹介しています(関連記事はこちら)。

 OS XのFinderは、「.DS_Store」という非表示の設定ファイルをフォルダー上に作成し、アイコンの位置といった情報を保存しています。

 しかし、内蔵ディスクかネットワーク上の共有領域かを問わず作成するため、共有領域をOS X以外のシステム、例えばiOSアプリやWindowsからアクセスすると「.DS_Store」フォルダーが見えてしまいます。害はありませんが、少々ジャマな存在です。

terminal_ds_store

 この「.DS_Store」は、ターミナルから以下のとおりdefaultsコマンドを実行すれば作成されなくなります。ただし、コマンド実行後は一度ログアウトして再ログインするか、システムを再起動しなければ設定が反映されません。

defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true  [enter]

terminal_ds_store

 続いて、元に戻します。

defaults delete com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores  [enter]

terminal_ds_store

 既存の「.DS_Store」は削除されないため、共有領域上にフォルダーを新規作成したときか、NASなどネットワーク機器を新規導入するタイミングでの実行がお勧めです。

 ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。


 さて、好評発売中のMacPeople 7月号(5月29日発売)は、巻頭特集の新MacBook Air速攻レビューのほか、現行マシンの改造&パワーアップ特集、建築的視点から見たアップルストア特集、Cocos2d-xゲーム開発入門、YouTube動画作成術、デベロッパーに聞くスマホアプリの最新トレンドなどを掲載しています。 電子版なら気になるキーワードでの検索ができるほか、紙より少しお得ですよ!

MacPeople7月号はApple Storeが目印
MacPeople7月号
Amazonで購入は表紙をクリック

MacPeopleはNewsstandでも配信中
1ヵ月の定期購読なら最新号が600円!

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります