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パチモノGALAXY S5は外見完璧だけど中身がドイヒー過ぎる件:週間リスキー

2014年05月16日 22時00分更新

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 サムスンの端末が大好きで、新機種のGALAXY S5(関連記事)を買おうかどうしようか24時間悩む毎日。そんななか、中国からGALAXY S5……にそっくりなパチモノが届きました。価格は日本円で1万円以下という激安品。なぜかメイソウ(関連記事)と同じ袋に入ってました。たぶん技適は通ってませんが。

 パッと見てあまりにも似すぎていたので、先日発売されたばかりのau版GALAXY S5(関連記事)と比較していきます。たぶん技適は通ってませんが。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 まずは外見上の違いとして背面をご覧ください。白いほうがパチモノで、黒がauとなっております。ロゴ以外で見分けつきませんね。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 右側面。auのS5には卓上ホルダーで充電するための接点があるので、かろうじて区別できますね。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 左側面。上がパチモノで下がau版ですが、まったく見分けがつきません。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 おしり側。上のパチモノにも、なんとGALAXY専用のケーブルでパソコンと接続できました。端子自体の形は少し違いますね。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 あたま側。見た目の違いはほとんどありませんが、上がパチモノです。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 次に中身をのぞいてみましょう。白がパチモノで黒がauですよ。背面カバーに防水用の加工がしてあるかが大きな違いですね。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 パチモノポイント1:内部のネジが一般的な“+”。使うのに飽きたら気軽に分解できそうですね。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 本体を起動させた画面の比較。しつこいですが、白がパチモノで黒がauです。専用のアプリが無ければ、これは見分けがつかないのではないでしょうか。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 パチモノポイント2:通知領域に常時“4G”と表示されてます。LTEとか4Gとか、そういう話じゃなくて、SIMカード挿してないのに4Gなので、電源ランプみたいなものだと思います。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 設定画面もホント似てますね。しいて言うならアイコンの大きさがひと回り違う程度でしょうか。

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 指紋認証画面まで用意されています。ホンモノはホームボタンに指をなぞって登録しますが、パチモノは一味違います。画面内の一部をスワイプするだけ。画面に指紋センサーが入っているわけではありません。ただ触るなので認証ゼロ。誰の指でも足でも、犬の手でも解除できちゃいます

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 端末情報を眺めていたら、Android4.4.2と表示されていたのでホントかなと思いAndroidバージョンを高橋名人ばりにアタタタタと連打。一見本物に見えますよね?

中国製GALAXY S5は外見ほぼ同じで中身がさらに凄かった

 さっきまで4.4.2のKitKatでしたが、Jelly Beanに早変わり。おそらく4.2ではないかなと思われます。

 単体だと見分けるのが困難な中国製パチモノS5。動作がひっかかってモタつくので、実際に触り比べてみればスグに違いわかります。ホンモノを知らない人は……買ってしまうかもしれません。うむむむ、悪質すぎます。

※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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