本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法をご紹介しています(関連記事はこちら)。
ファイルやフォルダーで散らかりがちなデスクトップ。少しくらい散らかっていたほうが落ち着くという意見もありますが、プレゼンなどで人前にMacをさらすとき、ありのままの姿を見せるわけにはいきませんよね?
でも、ターミナルで以下のとおりにdefaultsコマンドを実行すれば、デスクトップのファイル/フォルダーが非表示になります。 [enter]はキーボードのenterキーを押すという意味です。
defaults write com.apple.finder CreateDesktop -bool false [enter]
killall Finder [enter]
すっかりきれいになりました! ファイルなどは削除されてはいませんから、Finderで「デスクトップ」フォルダーを開けば通常どおりアクセスできます。
なお、2行目の「killall Finder」ではFinderを終了/再起動しています。defaultsコマンドでFinderの設定を変えた場合、1度ログインしなければなりませんが、このコマンドを実行することでログインする手間を省いています。
これを元に戻す方法も覚えておきましょう。以下のdefaultsコマンドを実行します。
defaults delete com.apple.finder CreateDesktop [enter]
killall Finder [enter]
これでデスクトップにあったとおりにファイルやフォルダーが戻るはずです。とりあえずMacの「身だしなみ」を整えたいときに使えるワザです。
ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。
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