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GALAXY S5を待ちきれずソウルのd'light Shopを訪問

2014年03月19日 12時00分更新

 MWC2014が終わって一段落した3月中旬、サムスン電子の本社ビル(韓国・ソウル)地下にある『Samsung d'light Shop』を訪問しました。お目当てはGALAXY S5。発売はまだ先ですが、モックやらケースでも置いてないかなーと見てきました。

サムスンショップ

↑ソウルに行ったら立ち寄り必須のd'light Shop。

 サムスン電子の最新製品のショールームでもあり販売店でもあるSamsung d'light Shop。ソウル旅行の時はぜひ立ち寄りたいお店です。純正品をはじめとするアクセサリ類は日本で売られていないものも多いですし、最新スマートフォンを展示しているので日本で未発売の新機種の実機に触れるチャンスもあるのです。筆者も過去に何度かこのショップのレポートを書いていますが、今回も新しい商品をいくつか発見してきました。

サムスンショップ

↑残念!GALAXY S5はまだ姿も形も無し。

 ショップの中央には最新モデルがずらりと並べられているのですが、今回展示されていたのはGALAXY Note 3とGALAXY Gearのみ。店員さんに「S5は無いの?」と聞くと「正式な発売日も決まってないからまだ先だねえ」との回答でした。今回の訪問はちょっと早すぎたかもしれませんね。

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↑横に湾曲させちゃったGALAXY Round。

 それでも日本では見かけない製品が置かれているのでそれらを見たり触ったりするだけでも楽しいものです。このGALAXY Roundは湾曲した有機ELディスプレイを搭載した製品。LG G Flexが縦に曲がっているのに対し、こちらは横に湾曲。使い勝手は微妙な気もしますが、出さずに判断するよりも実際に製品を出してみよう、という意気込みは評価したいところです。

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↑折り畳みのGALAXY Goldenも。

 日本では見なくなってしまった折り畳み携帯電話スタイルのGALAXY Goldenも展示されています。なおこれらスマートフォンはキャリア契約売りが基本のため、単体で買う場合は10万円前後と定価相当になってしまいます。気に入ったスマートフォンがあっても気軽な値段で買えないのはちょっと残念なところ。

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↑巨大画面の12インチ!GALAXY Note Pro。

 一方、発売されたばかりの12インチタブレット、GALAXY Note Proもさっそく展示されていました。こちらはWi-Fiモデル(型番SM-P9000 Wi-Fi)で単体価格は88万ウォン。値段はちょっと高めですが、Androidタブレットでこのサイズは迫力を感じられます。

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↑マルチウィンドウが4画面も表示可能。

 GALAXYシリーズの上位モデルは画面の分割表示が可能ですが、GALAXY Note Proは最大4画面分割ができます。そのため4つのアプリを同時に表示することも可能なんです。大画面を有効活用できるだけに、10インチ以上のタブレットにはOS側で標準装備してもらいたい機能だと思います。

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↑ノーパソ代わりにようやくなるかも。

 外付けのキーボードやマウスも販売されていました。マルチウィンドウと組み合わせることでノートPCライクに使うこともできそうです。

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↑アクセサリーコーナーを見てみましょ。

 d'light Shopはアクセサリ、特に純正品の在庫が豊富に揃っています。日本のモデルで使える製品もあり、筆者も訪問するたびに必ず何か買っています。

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↑綺麗な紙パッケージのこれは何?

 GALAXY NoteのSペンだったり、純正のUSBケーブルなど日本ではなかなか見かけないものが多いのですが、今回カラフルなリボンがついた紙パッケージの商品を発見。

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↑中身はヘッドフォンでした。

 こちらは純正のヘッドフォンでした。リボンは本体の色を表しているんですね。値段も2000円以下(うろ覚えですが)とそれほど高くなく、お土産にもよさそう。

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↑純正ゲームパッドも大量在庫。

 日本では見かけることのできないBluetooth関連アクセサリもいろいろ売られています。こちらは純正のゲームパッド。

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↑ゲーマーには必須なアクセ。

 このように本体を挟んで利用可能。4.0-6.3インチまでに対応するので現行モデルのほとんどで利用できます。NFCでペアリングもワンタッチなので使いやすそう。

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↑Note Pro用マウスはこれね。

 先ほど紹介したGALAXY Note Proに接続するマウスも黒と白の2色が売られていました。Note Proに特化しており本体左のボタンを押すと最近のアプリ一覧を画面に表示したり、長押しするとマルチウィンドウ切り替え画面を出すことができるとのこと。現行のGALAXYシリーズにもぜひ対応してほしいなぁ。

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↑GALAXY Core Advancedの気になるアクセサリ。

 さて他にも見慣れぬアクセサリがいくつかあったのですが、そのいずれもがGALAXY Core Advancedに対応したもの。GALAXY Core Advancedは4.7インチWVGAディスプレイに1.2GHzデュアルコアCPU搭載のミッドレンジ端末。メニューボタンなど画面下に3つのハードキーを備えるくらいが外観的には目立つくらいの製品です。

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↑超音波で障害物を探知!目の不自由な方に便利なケース。

 ところがGALAXY Core Advancedには特別なアクセサリが3種類発売されているのです。その一つがこの“超音波カバー”。ゴツイ形をしていますが、これを本体にはめると超音波を発し、前方に障害物や人がいると音声で知らせてくれるケースなのです。具体的な技術はわかりませんが、人ごみの多い中を歩く際にこれは便利でしょう。

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↑書籍を自動読み上げしてくれるスタンド。

 こちらは組み立て式スタンドの“光学スキャンスタンド”。下に書籍などを置いて、上に本体の上にGALAXY Core Advancedを乗せればカメラを使ってその書籍をOCRでスキャン、そのまま読み上げてくれるとのこと。自炊用などスキャンスタンドにも使えそうなのでぜひ他の機種でも使えるようにしてほしいところ。

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↑ボイスラベルは活用法いろいろ。

 そしてNFCラベルは一般的な用途に使える『TecTiles』に加え、GALAXY Core Advanced専用の『ボイスラベル』も販売。このボイスラベルはGALAXY Core Advancedをかざすことで音声メモを読んだり作成することが可能。これら3つのアクセサリ、健常者にとっても使い道があるかもしれませんね。

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↑韓国でも売れてるWin8タブレット。

 さてスマートフォン以外にもカメラやPCも展示されていました。こちらのATIV Tab3は昨年秋に発売された10インチタブレット。8.2ミリの薄さでSペンが使え、フルWindows利用可能ということで人気があるそうです。最近日本では8インチのWin8タブレットが人気なだけに、サムスン電子からもぜひ同サイズのモデルを出してもらいたいところ。

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↑GALAXY S5が待ち遠しい。

 他にもカラフルなノートPCなど、数か月おきに訪問するたびに新製品を見つけることができるのもこのd'light Shopの魅力です。次は4月か5月に再訪予定ですが、その時はGALAXY S5がずらりと並べられているのでしょうね。再訪が今から楽しみです。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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