実は2種類のHD画質が用意されている
iTunes Storeで映画をレンタルする場合は、画質をHDかSDから選べます。MacやiOSデバイスの画面で見るぶんにはSDで十分ですが、Apple TVやHDMIケーブルなどで大画面のテレビに出力するなら、やはりHD画質を選びたいところ。
しかし、いざHD画質でレンタルしてみて、「思っていたほど画質よくないな」と感じた経験はありませんか? 実はiTunes StoreのHD画質には「720p」と「1080p」の2種類があるんです。
1080pのほうがいわゆる「フルHD」で高画質なのですが、iTunesの標準では720pに設定されているという、ちょっとしたトラップがあるんですね。
画質設定は、ダウンロードページの右下に記載されています。「HD:720pと1080pが含まれます(720pをダウンロード中)」と書いてある場合は、この部分をクリックしましょう。
するとiTunesの環境設定が呼び出され、「Store」タブが表示されます。この「高解像度ビデオダウンロード時に優先」欄で「1080p」を指定しましょう。これで、HDを選ぶと自動的に1080pのデータがダウンロードされるようになります。
1080pにするとデータ容量がバカでかくなるんじゃないの? と心配になりますが、実は大して変わりません。1時間49分の作品で110MBしか違わないので、ダウンロード時間もそれほど変わらないのです。HD(720p)のデータ容量はSDの2倍以上なので、もっと差が出るのかと思いましたが、意外でした。
ちなみに画質ですが、フルHD対応で高画質をうたう最近の液晶テレビなら、はっきり違いを体感できるはずです。720pも1080pもレンタル価格は同じなので、ぜひ一度試してみてください。
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さて、発売されたばかりのMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど、歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。第2特集では、MacやiOSデバイスで採用されているプロセッサーやメモリー、Thunderboltインターフェース、SDといった各種ハードウェアの最新テクノロジーを20ページにわたって解説。そのほかにも、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくりと楽しめる特集をラインアップしています。
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