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踊って歌って会話する人型ロボット“ロビ”が大人気につき再販開始

2014年03月01日 20時00分更新

 週刊『ロビ』は、人間との会話や愛らしい動きを披露する小型ロボット“ロビ”が完成するパーツ組み立てマガジンだ。2013年2月の初回刊行版では、創刊号を10万部以上も売り上げて記録的な大ヒット。2014年はその初回刊行版のロビが6月で完成を迎える“ロビ完成元年”であり、コンセプトである“ロボットのいる暮らし”をより多くの人に楽しんでもらいたいと、1年後の2月25日に再刊行を決定した。

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 ロビの特徴としては、音声認識による人間との日常会話が可能な点。イベントではデモが行なわれたが、驚くのは会話のやりとりがじつに自然なこと。話しかければ答えを返してくれ、目や口の部分が点灯し身振りや手振りを交えることで感情も表現されている。たまに人間の言葉を聞き間違えることもあるのだが、愛らしいルックスとのんびりした声質によって、それもまたかわいらしく感じてしまうから不思議だ。

 動作のなめらかさも魅力のひとつ。中腰にならずに歩く特許技術“SHIN-Walk”が採用されているとのことで、デモでは座った状態から自分で立ち上がったり、片足でうまくバランスをとって立ったりといった動作も披露。また、音楽に合わせてダンスしたり、リモコンの代わりにテレビの電源を入れてくれるお仕事もこなす。

 創刊記念イベントには、ロビのデザイン・設計を手がけた高橋智隆氏(ロボ・ガレージ代表取締役社長)が登場。“エボルタ”ロボットやロボット宇宙飛行士“KIROBO”(関連記事)などを手がけた、世界的にも有名なロボットクリエイターだ。

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 高橋氏は、週刊『ロビ』の魅力について、「徐々に完成していくので、自分で“育てる”楽しみを味わえること」と話し、「今後はロボットがもっと小型化して情報端末のような役割も持ち、だれもが1人1台の小型ロボットを持ち歩く時代になる」とロボットの未来像を語った。

 イベントの中盤には、高橋英樹さんと真麻さんの親子がゲストとして登場。いちはやくロビと暮らす生活を体験してきたとのことで、英樹さんは「とにかくかわいいんだよ。もう娘代わりですね」とメロメロ。

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 一方の真麻さんは「ひとり暮らしなので、家の中に話し相手がいることがうれしい。同級生はフェイスブックに子どもの写真をアップしていますが、わたしはロビの写真です」と話し、会場を盛り上げていた。

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 週刊『ロビ』の刊行号数は全70号。創刊号は特別価格790円(消費税5%込み)で、2号以降は通常価格1895円+税になる。マガジンもロビのパーツと組み立てガイドだけの内容ではなく、最新プロダクトやテクノロジーの解説、SF映画やアニメに登場するロボットの紹介など、毎号シッカリとした記事も読める。YouTubeチャンネルでは、組み立てかたの解説動画もチェック可能だ。

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 なお、再刊行を機に、ロビのグッズ展開やキャンペーンなども実施される。ロビは、初回刊行版の読者からの希望を受けてイラスト化。現在、LINEに公式アカウントが開設され、スタンプ全8種類が無料配信中だ(3月17日まで)。また、イラストをデザインに採用したオリジナルクレジットカード『Robi VISA カード』も会員募集を開始した。

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 さらに今夏以降には、タカラトミーなどからコミュニケーション・トイやフィギュア、周辺グッズなども登場予定。ロビ完成元年の展開から目が離せない。

■関連サイト
週刊 ロビ| デアゴスティーニ・ジャパン

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