Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合ったトラブルを解決する本連載。Macユーザーの人たちは、Dashboardを「イラネ」と言っていますが、Mac OS X Tigerからのわりと新しい機能だからじゃないでしょうか。私なんぞはMac歴が浅いのでそのへんはあまり気にならないのですが、やはりイラネと思ったので速攻Dockアイコンを削除してしまって以来、ほとんど使っていませんでした。
Dashboardは、ウィジェットを表示させる専用のデスクトップ
Dashboardを表示させるには、F12を押す/Dockのアイコン/トラックパッドを2本指で右から左にスワイプ/Mission Control画面から切り替える——といった方法があります。
時たま意図せずDashboard画面に切り替わることがあったのは、間違ってF12を押していたからのようです(笑)。そのレベルの認知度でした。F12を押すと画面全体がスライドしてDashboardが表示されますが、これが正直ウザいと思っていました。世界時計にしろ通貨換算にしろ、全画面で切り替わってしまうと参照元が見られません。Windowsビスタや7ではカレンダーや時計などのガジェットを使っていたんですけどねー。
ですが、これは設定で簡単に改善できます。「システム環境設定」の「Mission Control」で「Dashboardを操作スペースとして表示」のチェックを外せば、デスクトップの上に半透明で表示されるようになります。
デスクトップ上に半透明で表示されるようになった
これならだいぶ使いやすいですね。はじめからこっちの設定にしといて欲しかったな。ウィジェットを増やすには、左下の「+」ボタンから追加します。
標準では以下のものがインストール済みです。「ウィジェットを追加」をクリックすると以下のページに飛び、さらなるウィジェットをダウンロードできます。
直接アクセスすることも可能です。(外部サイト)
「Dashboardは使いづらい」「Macユーザーはあまり使わないらしい」と先入観で嫌っていましたが、全画面が切り替わってしまう仕様を変更するだけで、ずいぶん使い勝手がアップしました。これなら活用できそうです。Mac初心者だからこそ、新しめの機能に抵抗がないというメリットかもしれません。
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