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重量が前モデルの半分以下!エプソンの新型スマートグラス

2014年01月28日 13時00分更新

BT-200

 エプソンは、シースルーのスマートグラスMoverio(モベリオ)の新型『BT-200』を発表した。4月に発売する予定で、予想実売価格は約7万円。前モデル時に要望の高かった、レコーダーとの接続を可能とするHDMIアダプター付属モデルも約8万円で用意する予定。

 本製品は動画やアプリの使用時も周囲を見ることができるシースルータイプ。解像度こそ前モデルと同じ960×540ドットだが、重量は240グラムから88グラムと半分以下となり、長時間の掛け心地は格段に向上している。

 動画視聴は、視線が近い場合は40インチ、視線が遠くなると画面が遠くなり320インチの大画面が表示される。前モデルよりも輝度が高くなり、視認性は向上している。

HDMIアダプター

BT-200

 新たにMiracastに対応しており、スマートフォンやタブレットから動画を無線で転送して視聴可能。HDMIアダプター付きなら、レコーダーとアダプターをHDMIケーブルで接続し、アダプターから無線転送してレコーダー内の録画番組を視聴できる。

 MicroSDカード内のMPEG4(音声はAAC)の動画を視聴可能だが、前モデルと異なりCPRM非対応のため、テレビ録画番組を保存して視聴することはできない。

 また、前モデルは対応していたDTCP-IPにも非対応のため、DLNA経由による著作権保護番組の視聴はできない。この辺りの仕様は、市場動向を見てファームウェアのアップデートを検討するとのことだ。

 Android4.0を搭載しており動画視聴だけでなく、ゲームなどのアプリを追加できるのも特徴。Google Playには非対応で、アプリは同社が提供する“Epson Moverio Apps Maeket”にてダウンロードできる。カメラ、ジャイロセンサー、GPS、マイク入力、Bluetoothに新たに対応したため、今後サードパーティーから提供されるアプリにも注目だ。

SPEC
解像度 QHD(960×540ドット)
仮想画面サイズ 40インチ(2.5m先)、320インチ(20m先)
公称駆動時間 6時間
3D方式 サイドバイサイド
重量 88g

■関連サイト
エプソン

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