30周年記念ページで使われているウェブフォント
いまAppleの米国のサイト(外部サイト)には、Macの30周年記念のページが開設されています。歴代のMacとともに、それらのマシンを愛用してきた偉人達が紹介されており、なかなか凝った作りで見応えがあります。ちなみに、上の図は日本が世界に誇るメディアアーティストの真鍋大度氏。Perfumeのビジュアル演出などを手掛けている、いま最も注目のアーティストの一人なのです。
ところで、このサイトには随所にMac本体のアイコンが使われているのですが、実はこれ、単なるイラストではなくフォント(文字)として用意されたものです。Standard版とSimple版の2種類用意されており、それぞれこちら(外部リンク)とこちら(外部リンク)からダウンロードできます。
ダウンロードしたフォントファイルをダブルクリックすると、OS X付属のフォント管理アプリ「Font Book」に登録されます。フォント名はそれぞれ、「mac-icon-standard」と「mac-icon-simple」です。
ちなみに、Font Bookはほかのアプリと同様「アプリケーション」フォルダーに入っており、ダブルクリックすればいつでも起動できます。
オリジナルフォントを使ってみる
では、早速このフォントを使ってみましょう。「テキストエディット」などの文字入力が可能なアプリの画面上に、Font Bookのプレビューエリアから目的の文字(Macの絵)をドラッグ&ドロップすれば入力できるはずです。なお文字を選択する場合は、文字の左端から右端に向かってググッとドラッグするのがコツです。
なお、文字サイズは「フォントパネル」で変更可能です。テキストエディットの場合、フォントパネルは「フォーマット」メニューの「フォント」→「フォントパネルを表示」で表示できます。
フォントパネルの「サイズ」欄で文字サイズを変えてみましょう。このフォントは最大288ポイントで表示可能です。なお、この記念フォントは通常のフォントと違ってフォントパネルからは入力できない仕様になっており、打ち込む際はFont Bookが必要です。
「Standard」と「Simple」の違い
Standard |
2種類のアイコンの違いは、絵の描き込みの細かさです。いずれも線画ですが、Standardのほうは細い線でディテールまで描き込んであります。
Simple |
一方Simpleは名前の通り、太い線でより単純化された絵になっています。文字(機種)の種類はいずれも64種類。
フォントサイズを大きくして、初代Mac(1文字目)を比較した様子。Simpleの方は旧Mac OS時代のシステムアイコンを彷彿させますね。
さて、1月29日発売のMacPeople 3月号では、Macintosh 30周年を記念した特集記事を組んでいます。初代Macintoshのさまざな写真はもちろん、SE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。もちろん、68K MacだけでなくPowerPC搭載のiMacやPower Mac、インテルCPU搭載マシンを含む一体型、デスクトップ型すべてです。そして第2特集では、最新のMac Proを詳しく紹介。この2つの特集記事だけで80ページ以上もありますよ!
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また、好評発売中のMacPeople2月号(12月27日発売)は、巻頭特集を含めて計8本の特集を組んでいます。ついに登場した新Mac Pro速報、MacBookをWindows化、iPhoneアプリ開発者100人アンケート、MacとiOSのセキュリティー、SIMロックフリーiPhoneの買い方と活用法、Wi-Fi機能でiPhoneと一緒に使えるカメラ、Mac&iOSのハイレゾ化、iOSアプリ開発の基礎ともりもり盛りだくさんです!
(2014.1.29 12:30追記)リード部分を修正しました。
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