「騙されたと思って使ってみたらどう?」と、いま自信をもって言える製品が“8インチWinタブ”だ。モバイルの情報端末としては、7インチのAndroid端末やiPad miniも使い勝手がよい。スマートフォンよりも情報一覧性が高く、バリバリ情報をサバけるからだ。しかし、もし出先で少しでもクリエイティブな仕事をしたいなら8インチWinタブに決まりだろう。
Venue 8 Pro |
iPadやAndroidタブレットが世界中で売れまくっているというニュースがある。角川アスキー総研の調査結果でも、とくに男性20代、50代の購入意向が高い。しかし、9.7インチのiPadに関していえば、米国では“メディアタブレット”と呼ばれているように、いわば“パジャマ端末”である。ジョブズがiPad発表のときにやったように、ソファに身をゆだねて電子書籍や映像を楽しむものなのだ。
それに対して、8インチWinタブは、少しも大げさではなく大学ノート2冊分くらいの厚さで、重さも350グラムなんてのもある。実際に大学ノート(B5判60ページ)の重さを測ってみると、2冊で270グラムだった。これで、大学ノート以上に、サクサクとふだんの仕事もできる。
ノート2冊分の厚さと重さ |
そこで、私も、東芝、デル、レノボ、Acerの8インチWinタブを物色していたのだが、ヨコで見ていた私の奥さんがレノボの“Miix8”を奪うように買ってしまった。しかも、いままでモバイルでPCなんか使ってなかったのが、毎日持ち歩いている。
冗談みたいに薄くて軽い本体で、パッと取り出してサッと使える。私のお勧めは、リュウドの折りたたみ式のやロジクールのK810などBlurtoothキーボードとの組み合わせだ。これで、十分にPCとしても使える。
Blurtoothキーボードとの組み合わせがベスト |
マイクロソフトは、当初、8インチのウィンドウズ8タブレットの製造を認めていなかったそうだが、こんなミラクルなものは考えて思いつくものではないので責めないでおくことにしよう。
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