Macの英数／かな切り替えに慣れたらWinの「半角／全角」が不便｜Mac

2013年12月04日 21時00分更新

　Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合ったトラブルを解決する本連載。MacよりWindows歴がだいぶ長いとはいえ、「英数」「かな」キーを使った入力切り替えはとても便利で、こっちのほうがすっかり気持ちよくなってしまいました。Windowsでもこんな感じで切り替える方法をご紹介します。MacとWindowsをどちらもチャンポンに使う方は必見です。

Windowsマシンをこのように設定

Microsoft IMEを使っている場合

「コントロールパネル」→「キーボードまたは入力方法の変更」を選ぶと以下のような画面になります。

「Microsoft IME」を選んで、「プロパティ」をクリック。プロパティ画面の「編集操作」タブで「変更」を選びます。

　標準では、スペースキー左隣の「無変換」キーに「かな切替」が割り当てられていますが、ダブルクリックして選択肢を表示し、「IME-オフ」に変更します。これでMacの「英数」を押したときと同じになります。

　同じ要領で、スペースキー右隣の「変換」キーに「IME-オン」を割り当て、Macの「かな」キーと同じにします。

　IMEのオン／オフは、どっちがどっちなのかわかりづらいのですが、IMEとは「Input Method Editor」のことで入力補助用のソフトのこと。だから、直接入力の場合は「IMEがオフ」、変換が必要な日本語入力は「IMEがオン」と考えるといいでしょう。

ATOKを使っている場合

　Microsoft IMEの場合と同じく、「コントロールパネル」→「キーボードまたは入力方法の変更」を選ぶと以下のような画面になります。「ATOK 2013」を選んで、「プロパティ」をクリックします。プロパティ画面の「キー･ローマ字･色」タブで、「キーカスタマイズ」を選びます。

　長いリストの中で「日本語入力ON」や「日本語入力OFF」とある項目を見つけます。「日本語入力ON／OFF」には「半角／全角」キーが割り当てられているのがわかります。「半角／全角」キーは、押すたびに切り替わるシーソーになっていますよね。

　まずは「日本語入力ON」の操作を、スペースキー右隣の「変換」キーで行えるようにします。これでMacの「かな」キーと同じになりました。さらに右隣の「カタカナ／ひらがな」キーにも同じ操作を割り当ててもいいですね。

　続いて、「日本語入力OFF」の操作を、スペースキー左隣の「無変換」キーで行えるようにします。これでMacの「英数」キーと同じになりました。

　ダイアログが出るので任意の名前を付ければOK。

　これで、WindowsでもMacのようにスペースキーの左右隣のキーで英数／かな入力を切り替えられるようになりました。MacとWindowsをどちらも使う方は、これを設定しておくと、ものすごくタイピングがスムーズになりますよ！

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