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MacBook Airの内蔵SSDの空き容量を一気に増やせる便利ツール|Mac

2013年12月02日 21時00分更新

DiskDiag

『Disk Diag』
バージョン:1.1.2
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)adnX SARL

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 みなさん、こんばんは。マックピープル元・編集長の吉田でございます。さて今回は、マシンの空き容量不足に悩まされているユーザーにお勧めのアプリを紹介します。OS Xでは、内蔵ストレージの一部のメモリーの待避領域に使う仮想メモリーと呼ばれる機能が常時稼働しています。OS X Mavericksでは、圧縮メモリーと呼ばれる機能により実メモリーを効率的に使えるものの、多くのアプリを起動した状態で切り替えて使うという場合は、やはり仮想メモリーの出番となります。しかし、内蔵ストレージの空き容量が少ないと仮想メモリー用の領域を確保できず、結果的にマシンの速度低下につながります。目安としては、空き容量は最低10GBは確保したいところです。そこで『Disk Diag』の出番です。

DiskDiag

 起動すると、まず「ホーム」フォルダーの場所を聞いていますので「Choose」をクリックします。

DiskDiag

 ファイル選択ダイアログが現れるので「ホーム」フォルダーを指定しましょう。図のように家のアイコンが上部に表示されている状態で、右下の「Choose」をクリックすればOKです。

DiskDiag

 すると、図のようなタコメーターが現れます。赤が内蔵ストレージを占有している領域、青が空き領域です。中央の数字は空き領域の容量を示しています。ここで中央にある「Start」をクリックしてみましょう。

DiskDiag

 すると、タコメーターにオレンジ色の部分が現れ、下部のその内訳が表示されます。このオレンジの部分が削除できる領域となります。「ON」になっている項目が削除対象のデータで、削除したくない項目は「ON」に部分をクリックすればオフにできます。ここにリストアップされているファイルは、削除しても特に問題がないものです。「Download」はウェブブラウザーなどでダウンロードしたデータの保存場所なので、削除しても再ダウンロードが可能がことが多いですね。「Mail Download」は、「メール」アプリで受信したメッセージの添付ファイルを保存する場所です。このフォルダー内のファイルを削除しても、メッセージに張り付いている添付ファイルのデータは削除されないので、データが消えることはありません。

DiskDiag

 ウィンドウ下部の「Large Files」をクリックすると、大容量ファイルをリストアップしてくれます。チェックボックスをオンにしたファイルは削除対象になります。削除するファイルが決まったら、下部の赤いボタンをクリックしましょう。

DiskDiag

 すると、ファイルを削除していいかを最終確認する画面になるので、OKなら「Delete Files」をクリックしましょう。

DiskDiag

 処理が完了すると、削除したファイルの容量が表示され、上部のタコメーターの青い部分が増えているのがわかりますね。

 このアプリを使って定期的にファイルを削除することで、内蔵ストレージの空き容量に悩まされることは少なくなるでしょう。

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