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Mavericksカスタマイズ:散らかったウィンドウをスマートに収納する技|Mac

2013年11月14日 18時30分更新

 みなさん、こんばんは。MacPeople編集部、元編集長の吉田でございます。短期集中連載の21回目は、デスクトップにウィンドウが散らかってしまった際の整理術を紹介します。

 MacBook Airなどの画面解像度が狭いマシンでは、ウィンドウを3つほど開くとデスクトップ画面が結構占有されてしまいますよね。Mavericksではこの問題の解決策としてFinderにタブ機能を追加しました。この機能をうまい具合に使いつつ、今回紹介するテクニックを併用すれば、デスクトップ上が煩雑になることはありません。

Customize_General

 今回は「システム環境設定」の「Dock」パネルの設定をチェックしていきます。

Dock

 「Dock」パネルの下部に並んでいるチェックボックスのうち上から2つの項目、「ウインドウのタイトルバーをダブルクリックしてウィンドウにしまう」「ウィンドウをアプリケーションアイコンにしまう」にチェックが入ってるかを確認してください。

Dock
Dock

 この状態で、デスクトップ上で開いているウィンドウのタイトルバーをダブルクリックすると、図のようなアニメーションを伴ってDockに収納されます。ウィンドウ左上の黄色のボタンをクリックするのと同じですね。

Dock
Dock

 なお、「ウインドウをアプリケーションアイコンにしまう」のチェックを外すと、ウィンドウは右端にあるゴミ箱の左隣に収納されます。複数のウィンドウと同様に収納した場合は、ウィンドウのサムネールが「ゴミ箱」の左隣に順次並んでいきます。

Dock

 アイコンにウィンドウが収納される方法は、収納したウィンドウの数をそのままでは判別できませんが、Dockにある該当アプリを右クリックすれば一覧できます。この中で◆のマークがついているのがDockに収納されているウィンドウです。

Dock

 トラックパッドを操作できるなら、3本指の下スワイプでアプリケーションExposeを発動させましょう。

Dock

 すると、デスクトップ上に開いているウィンドウは中央に大きく、Dockに収納されているウィンドウは下部にサムネール状に並びます。一目瞭然ですね。Dockアイコンへのウィンドウ収納と、アプリケーションExpose、そしてFinderのタブ機能を併用すれば、デスクトップ上がウィンドウで煩雑にならずに作業に集中できますね。

Dock

 ちなみに「システム環境設定」では、Dockにウィンドウを収納するアニメーションとして「ジニー」と「スケール」が用意されています。

Dock

 初期状態では「ジニーエフェクト」になっています。ウィンドウの下辺の幅がDockアイコンの幅に合わせられながら吸い込まれます。

Dock

 「スケールエフェクト」では、ウィンドウ全体が縮小しながらDockに吸い込まれます。

Dock

 Dock収納のエフェクトは実はもうひとつ「吸い込み」があります。このエフェクトでは、ウィンドウの右下からDockに吸い込まれていきます。

Dock

 「吸い込みエフェクト」はOS Xの隠し機能なので、利用するには「ターミナル」アプリに「defaults write com.apple.dock mineffect suck」「killall Dock」の2つのコマンドを打ち込んで実行する必要があります。なお、1つ目のコマンドの末尾(suck)を、「genie」にすれば「ジニーエフェクト」、「scale」にすれば「スケールエフェクト」に変更できます。

Dock

 もしくは、「OnyX」(開発元:Titanium Software、価格:無料、外部サイト)などのアプリを使って収納時のエフェクトを変更できます。

 ここでもうひとつの隠し機能を紹介しましょう。これらのエフェクトのアニメーションをじっくり見たい場合は、「shift」キーを押しながらタイトルバーをダブルクリック、もしくは黄色のボタンをクリックしましょう。Dockにウィンドウが収納されるさまを、スローモーションで観察できますよ。

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