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Mavericksカスタマイズ:ファイルがいつ保存されているか誰か教えて!|Mac

2013年11月13日 18時30分更新

 みなさん、こんばんは。MacPeople編集部、元編集長の吉田でございます。短期集中連載の19回目は、「テキストエディット」や「プレビュー」などのOS X付属アプリ、「Keynote」や「Numbers」などのApple純正アプリのファイル保存の謎に迫ります。

Customize_General

 一般的に、ファイルを作成して保存しないままアプリを終了しようとすると、編集内容を保存するかどうかを選択するダイアログが表示されます。このダイアログが出るからこそ、ユーザーはファイルが保存されたことを認識して安心できます。

 しかしApple純正アプリは、ユーザーが保存をし忘れてもこのようなダイアログが現れません。なんだか不安に感じるかもしれませんが、実はOS Xが自動的に保存してくれているので心配無用なんです。とはいえ、やっぱり気がかりで保存を促すダイアログで注意を喚起してほしいユーザーもいるでしょう。

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 そこで「システム環境設定」のカスタマイズです。前回に引き続き、今回も「一般」パネルの設定を見直していきます。

Customize_General

 「一般パネル」の下方の設定項目に注目してください。

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  初期状態では「書類を閉じるときに変更内容を保持するかどうか確認」のチェックボックスがオフになっていますので、これをオンに切り替えてみましょう。

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 すると、純正アプリで作成したファイルを保存しないまま、アプリを終了しようとすると図のようなダイアログが現れます。

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 では、「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」のチェックを外してみるとどうなるでしょうか。

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  この状態で各種アプリを終了して、もう一度起動してみます。すると、直前まで開いていたファイルやウィンドウなどが元通り再現されます。資料の作成途中でアプリを終了しても、次回起動時に直前の状態を復元できるので効率がいいですね。

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 ちなみに、Apple純正アプリなどOS Xが備えるファイルの自動保存機能にサポートしているものは、バージョンと呼ばれる機能も使えます。これは自動保存された過去のデータを呼び戻せる機能で、「ファイル」メニューの「バージョンを戻す」から実行できます。

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 「バージョンを戻す」を選ぶと、画面全体が専用のインターフェースに切り替わり、過去に保存されたファイルにさかのぼれます。なお、自動で各種データをバックアップしてくれるTiime Machine機能とは異なり、外付けハードディスクなどは必要ありません。

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