Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合ったトラブルを解決する本連載。以前から、Finderをタブ化する拡張アプリ「XtraFinder」を愛用していました。Finderのタブ化はMavericksの新機能でもありますが、私はある理由からまだ「XtraFinder」が手放せません。それは「右クリックでファイルを新規作成する」というもの(関連記事)。この操作ができないとどうしても不便なんです。
ところが、Mavericksにアップデートしたら「XtraFinder」が不調になってしまいました。ネットでもほかのユーザーさんたちの報告を見かけます。
私の環境では、日に1〜2回「XtraFinder」が落たり、デスクトップやFinderでアイコンのドラッグができなくなります。再起動すれば治りますが、作業を中断したくないのでしばらく我慢したりといったことも……。アイコンのドラッグができないというのは、ほんの短時間でもビックリするほど不便なものなんですね(笑)。
そこで原因と対策を模索していたところ、以下の画像のように「XtraFinder」のタブ間でファイルをドラッグ&ドロップするとほぼ100%の確率で発生するらしいことを発見しました。
再起動以外にできる解決法としては、ユーザーをログアウトするのがベストという結論に至りました。「再ログイン時にウインドウを再度開く」チェックを入れておけば、開いていたFinderや各アプリのウィンドウが復活するのでやっていた作業を忘れにくいです。
ログインパスワードの入力は必要ですが、ログインすれば作業していたウィンドウが元に戻ります。
あくまで対症療法でしかないですが、再起動したくないときにまずユーザーのログアウトを試すのはアリだと思います。全作業がまっさらになってしまう再起動より、だいぶ被害が少ないです。
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●XtraFinder(外部サイト)
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