iPad Airは11日1日、iPad mini Retinaモデルも11月後半に発売されますね。予想外の名称で発表されたiPad Air、そして多くのユーザーが待ち望んでいたiPadmini Retinaディスプレイモデル。前モデルから何が変わったのか、サクッと確認してみましょう。
まずはiPad Air。
その1 第4世代iPadより20%薄く!
iPad Airは、その名が示すとおり、第3世代iPadに比べて1.9mmほど薄くなりました。この薄さを実現するため、従来のiPadの部品構成のうち、ガラス17%、タッチセンサー70%、Retinaディスプレイ20%、バッテリー25%、外装であるユニボディー素材23%をそぎ落としたといいます。
バッテリーは本体の薄型化に合わせて42.5Whから32.4Whと容量が少なくなくなりましたが、バッテリー駆動時間は最長10時間と変化はありませんのでご安心を!
その2 ベゼルと重さも細く軽く!
9.7インチながら、WiFiモデルでは重さが652gから469gに減り、iPad miniにより近い重さに。また、画面サイズは第4世代と同じものの、ベゼルが43%細くなったことで横幅が大幅に狭くなっています。
その3 128GBモデル&スペースグレイが追加!
第4世代iPadで登場した128GBモデルがiPad AirやiPad mini Retinaディスプレイにも用意されました。iPad Airは8万1800円(WiFiモデル)、iPad mini Retinaモデルは7万1800円(WiFiモデル)と値が張りますが、映像や写真、電子書籍といった大容量コンテンツを余裕で保存可能です。
また、ブラックモデルがなくなり、iPhone5sと同じスペースグレイが新たに加わりました。
その4 Siriの認識率も向上するデュアルマイクを搭載!
iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルに搭載されたデュアルマイク。本体/背面それぞれの上部に設置されており、2つのマイクが音を拾い、騒音や雑音などを打ち消す効果があります。出先でのSiriの認識率や、FaceTimeでのビデオ通話時の音質が向上するほか、ムービー録画に必要な音声のみをしっかりと残せるなどのメリットがあります。
続いてはiPad mini Retinaディスプレイモデル。
その1 Retinaディスプレイを搭載!
「Retina」とは「網膜」という意味で、人間の目では判別できないほど精細なドットが集合している状態を表現します。新iPad miniはこのような精細な描写が可能な7.9インチのRetinaディスプレイを搭載しました。2048×1536ドットの326ppiで、iPad Airと同一の解像度です。
一般的なモニターよりも多くのドットを使って描写することで、写真や映像が色鮮やかにくっきりと見えるほか、薄い/小さなフォントを鮮明に見せる効果もあるため、コンパクトな画面で電子書籍を読む際にも威力を発揮します。
その2 厚みと重さは若干増えたが、連続駆動時間は同じ
iPad mini Retinaディスプレイの厚さは7.5mm。現行iPad miniは7.2.mmなので、0.3mmほど厚くなっています。また重さも308gから331g(WiFiモデル)と、23gほど重くなりました。
これはRetinaディスプレイを搭載したためですが、本来ならばバッテリー容量をもっと大幅に増やし、本体にもっと厚みをつけなければならなかったところ。電源効率の高い液晶パネルを採用したため、この程度の増加で済んだのです。
このほか、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイに搭載されたApple A7/Apple M7プロセッサー、プラチナバンドLTE対応など、MacPeople12月号(10月28日発売)の巻頭特集では新型iPadを余すところなく紹介しています。
さらに MacPeople12月号では、OS X Mavericksを150ページ以上にもわたって強力解説しています。厚みも先月号に引き続き、通常号の倍! 新MacOSを待っていたアナタに絶対ソンはさせない一冊となっております!
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