日本マイクロソフトは10月18日、Windows8.1提供開始を記念し、“NEW Windows”と題した発表会を開催した。
登壇した樋口社長は、まずWindows 8発売から約1年で、機能面が相当向上したメジャーアップデートを本日よりリリースできることを喜んだ。8.1には日本市場向けのテクノロジーがあちこちに搭載されていると説明し、PCとしてもタブレットとしても最適化されており、どちらかの比重が大きいというユーザーのニーズにも十分に答えられるようなOSになっていると自信をみせた。
続いて登場したWindows本部 本部長 藤本氏は、壁紙やロック画面でより自由に家族の思い出やプライベート写真をスライド表示させておけるWindow 8.1は、デバイスがもっと身近で自分らしく、人間味のあるものになっていく感覚を提供できると主張。
↑デフォルトの壁紙は好きな色にカスタマイズできるほか、ヨコにスクロールした際に壁紙のイラストが動いたりといった楽しいものもある。 |
↑画像検索では、画面移動せずに色を指定してそのまま再検索もできる。 |
↑スナップに対応したWindows8.1アプリも登場。 |
↑子供でもWindowsストアでの有料アプリを購入しやすいプリペイドカード『Windows ストア ギフトカード』(2000円と5000円)を本日より順次発売する。Xboxや映画購入などにも利用可能。 |
スタートメニューについても言及し、「従来のスタートメニューはそれこそ最初のころはよく使うが、何年か使うようになると、シャットダウンメニューなど使用頻度の強いものは、限定されてくる」と説明。そのうち、必要なアプリなどはタスクバー上にピン止めし、必要によってはデスクトップ上にショートカットを置くようになるが、「それをもっと洗練させ、わかりやすく、きれいなかたちで再構成したのが、8のスタート画面」と、改めて8デスクトップの概念そのものを定義した。
続いて樋口社長に迎えられるカタチでハードウェアメーカーの役員がひとりひとり、イチ押しの製品を手に登場。会場には未発表製品含む8インチから70インチまでの14社30製品以上が展示された。
↑日本未発表の8インチタブを手に登場したデルの原田氏。 |
↑同じく日本未発表の8インチタブを手にするレノボ・ジャパンの留目氏。 |
Windows は数億レベルのフィードバックをデバイスパートナーと共有して開発しており、「パートナーさんと協力して、しぶとくじわじわと(シェアを)追い上げていきたい」と樋口社長。今後のマイクロソフトは"ラピッドリリース"をキーワードに、もっと短いサイクルで、デバイスのトレンド、クラウドのトレンドに合わせてWindowsは進化していくと強調した。
↑会場にズラリと並べられた最新PC、タブレットは圧巻の一言。リリース発表されたばかりの日本HPのジェスチャーPCなども展示。 |
【10月18日22時修正】80インチまで、としていましたが、70インチの誤りです。お詫びして訂正させていただきます。
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