マイクロソフトブースの目玉といえばやはり新ハード『Xbox One』なのだが、一般の展示向けとは別に用意されたプレスルームでじっくりと触る機会を得られたので、そこで感じたことをまとめてみた!
プレスルームに通されると、そこには大型テレビと3台のXbox Oneがデデーン。もちろん、3台ともに実際にゲームが動作している本体だ。体験プレイができたのは、『Kinect スポーツ ライバルズ』と『Forza Motorsport 5』。
『Kinect スポーツ ライバルズ』でまずプレイしたのは、ジェットスキーを使ったレース。体を使っての操作は現行のXbox 360用Kinectでも可能だが、Xbox Oneに付属する新Kinectは、手の開け閉めでアクセル操作が行なえるなど、認識の制度が段違い! また、操作がゲームに伝わるレスポンスも向上していて、よりゲームとの一体感が楽しめるだろうな、と感じた。
『Kinect スポーツ ライバルズ』でもうひとつ楽しめたのが、フリークライミングゲーム。こちらも、岩の出っ張りをつかむ位置と手のグリップをKinectセンサーで検知していて、うっかりつかみ損ねるとプレイヤーキャラが落下。本物さながらにハラハラした遊びが楽しめた。
続いてプレイしたのが、『Forza Motorsport 5』。やはり目に止まったのは、そのグラフィックの美しさ。解像度こそXbox 360と同じだが、フロントガラスに映り込むダッシュボードや、日差しで目が眩む様が再現されているなど、より実写的な表現が可能となっているあたりは、マシンパワーの恩恵だろう。また、タイヤのすり減り具合も、現実のデータに基づいてシミュレートされているという。
目には見えない部分だが、コントローラーの進化も注目したい。新型コントローラーは、従来の左右のグリップ部分に加えて、左右のトリガーボタンを振動させるモーターを内蔵しており、振動によるさらに細かな表現が可能となっている。
↑コントローラー上の液晶に映るのが、Xbox One用コントローラーの透視図。振動用のモーターが、上部に2つ用意されていることがわかる。 |
例えばホイールスピンすると指先に細かな振動が伝わり、コースの縁石に乗り上げるとゴツンと鈍い衝撃が手のひらに伝わる、といった感じだ。
同席したPR担当者によると、アザーカーの動きに、クラウド技術が使われているとのこと。具体的には、フレンドの走りが学習され、より人間っぽい走りになっていくのだ。レースを見守る観客の動きにも、同様の技術が使われているという。
レースゲームは新ハードのベンチマークソフトなんて言われかたもするが、『Forza Motorsport 5』は、その役割を十二分に果たしていると感じられた。
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